今更だけど、キャンプにゴム手袋は絶対にあった方がいいと思います!

今更だけど、キャンプにゴム手袋は絶対にあった方がいいと思います!

みなさん!どうも!北海道もやっと暖かくなってきて、気候的には一番過ごしやすい季節になってきましたね。特に今年の6月は雨が少なくて良かった。毎年、YOSAKOIの時期は大抵が雨でしたもの。とか言いつつも「なんだかんだで四季があるっていいよねぇ」とか言っちゃうなかちゃんです。キャンプってなんだかんだ言っても、「暑すぎない」「寒すぎない」っていうのが大切だと思っている。でも、水が冷たいのは如何ともした難いのが実際のところ。そこで絶対にあった方がいいアイテムをご紹介します!

■北海道でも通年営業が増えてきたけど・・・

いまの季節は暖かいからいいんだけど、冬は車中泊キャンパーのなかちゃんは冬でもチョロっとは炊事したりするんすよ。去年くらいから、北海道でもキャンプブームのおかげで通年営業のキャンプ場が一気に増えてきて、嬉しい反面「商魂逞しいなぁ」なんて思ったりしたくらいにしてね。

北海道でも通年営業のキャンプ場が増えてくると、冬のアクティビティも増えるので、スキー・スノボの他に「冬キャンプ」が売りになって地域経済が潤えばいいなぁ、なんて思ったりしています。

でも、冬のキャンプ場営業って、本当にありがたいんだけど、冬営業の大変なところってわかりますか?

それは、もう単純に『除雪』と『水道凍結』。

ただただ広い大地の除雪と水道の確保。これは大変です。本当に降雪がヤバイ地域では、冬営業しないから(正確にはできない)冬営業をするのは、比較的降雪が少ない地域が多い。

でも、それなりに除雪は必要です。管理棟周辺だけじゃなく、サイトの除雪もある程度不可欠でしょうしね。小さい除雪機なんかじゃ太刀打ちできないでしょうから。

でも、寒さはあまり変わらないので、水道凍結には注意をしなくてはなりません。だって、本当に寒い時はテレビの天気予報で「水道凍結注意報」みたいなのが流れますからね。自宅でも水道を落とさないど寝ると凍る可能性があるから、その注意喚起があるわけです。

しっかりと断熱入ったマンションや一軒家なら大丈夫だと思いますが、築年数の経過したアパートとかだと怪しいです。年に数回のその大寒波を甘く考えて、水道管を破裂させて泣いた道民がどれくらいいるか・・・

そう、だから外にあるキャンプ場では、トイレと炊事場の水道管の凍結防止対策をしないとならないので大変なのです!

■冬の炊事の際に必要なもの

冬に水を使えるのは本当にありがたいのです。日常生活ってどれだけ恵まれているのか、それを改めて実感することができるのが冬のキャンプですね。

不便を楽しむのがキャンプではありますが、近年は自然災害で長期間の避難所生活を余儀なくされることも。その訓練としても、キャンプはいいのかもしれませんねぇ。キャンプギアは防災グッズとしても使えるしね。

話を戻して、冬の炊事で一番大変なこと。それは当たり前ですが『びっくりするくらい冷たい水』。これは本当に辛い。管理棟などの屋内にある炊事場でも、基本同じこと。水道管は大地の中に埋設されているのですから。

そこで、必要になってくるのがゴム手袋ではないでしょうか?ゴム手袋があるだけで、全然違います。まぁ、多少は冷気を感じますが楽勝です。素手で洗い物をしていたら、殺意を覚えるほど冷たいですからね。

今はお湯が出るキャンプ場も稀にありますがね。北海道では、由仁町の古山貯水池自然公園オートキャンプ場はお湯が使えます。あとは、苫小牧のアルテンでは炊事場は管理棟になるので、そこではお湯が使えたような・・・。っていうくらいなので、お湯を期待してはいけないですぞ!

■ゴム手袋は個人的には必須アイテム

そう、しゃっこい水で炊事するのはとても大変。夏場でもたくさんの食器を洗うと結構辛くなります。そして、キャンプといえばお肉の脂。食器やスキレットなどについた脂は、結構ギトギト。手についたら、石鹸や洗剤でしっかり洗わないと落ちません。

ただでさえ冷たい水で洗わないとならないのに、水だと脂は落ちにくい。もう踏んだり蹴ったりです。

そんな時に必須なのが、ゴム手袋!

冷たい水で洗っても平気だし(全く冷たくないとは言わない)、油汚れもあとで洗剤で洗えばスッキリ落ちます。

中でもなかちゃんが愛用するのは、「テムレス!」そのまんま「手蒸less」なゴム手袋なのだ!

なんだかんだゴム手袋をして作業をしていると、蒸れます。手汗かく人なら、もうすぐにべちゃべちゃです。昔、農家さんに聞いたのは、「ゴム手袋の中に薄い手袋(ガーゼっぽい手袋等)をはくと、汗を吸収してくれて不快度が下がる」という方法。

このオススメするテムレスは、あのゴアテックスのように『水は通さないけど汗などの湿気は外に放出することでムレを軽減する透湿防水性能を装備』しています。

そんな高機能なのにこの低価格!

さらに冬でも冷たくないアウトドアグローブも登場しています。これで雪まつりの雪像制作も楽勝です!「なんで雪像制作が楽勝かだって?」

カッコイイブラックの方が人気!

通常の青も販売されています!

雪像制作は水に雪を入れて、シャーベット状にして雪像にくっつけていくのだよ!昔はスキーの手袋とか普通のゴム手袋で、手が死んだものです。

でも、これで全ての水仕事の地獄から解放されるです!ショーワグローブさんありがとう!!!

■そもそも洗剤って?

せっかく、食器洗う際にはゴム手袋がいるっていう話をしたので、その時に使う洗剤についてもお話ししておきましょうか。

そもそも、食後の食器や汚れた服が水洗いだけでキレイにならないのは、主に脂が原因です。通常、水と油は分離していますが、洗剤に含まれている界面活性剤が作用することでこの両者が混ざるようになり、洗い流すことができるのです。

界面活性剤には、「浸透作用」「乳化作用」「分散作用」という

3つの作用が総合的に働いて汚れを落とすそうです。

詳細はここでは割愛しますが、勉強したい方は花王さんのHPがわかりやすいですよ!

さて、それでは環境に優しい洗剤ってなんでしょう?基本的な考え方としては、天然由来成分ということになると思います。石油由来の合成界面活性剤ではなく、自然由来の天然成分を使用することで天然成分が微生物によって分解されやすいのが環境に優しいと言えるようです。

■サラヤ ヤシノミ洗剤

サラヤさんは業務用洗剤大手メーカーです。病院や飲食店でサラヤの「シャボネット」など液体手洗い洗剤を見たことがあるのではないでしょうか?まぁ、「所謂」有名メーカーさんです。

そのサラヤさんから販売しているのが、ヤシノミ洗剤です。今更だけど、調べてみたら1970年代からある商品なんですねぇ。知らなかった。当時からヤシの自然成分に注目し、「手荒れしない!」などの理由で人気だったとか。

昭和・平成・令和と発売され続けている名品ですね!

■ミヨシ石鹸 無添加 食器洗いせっけん

ミヨシ石鹸の特徴は無添加。食器用洗剤だけじゃなく、ハンドソープ、シャンプーなど各種販売されています。そのどれもが無添加というのがポイントです。

HPによると、「水と石けん素地だけの無添加せっけんをつくり続けています」とあります。また、無添加っていうのは、法律上明確な定義がないそうで各社が「無添加」と言い張れば無添加と言えるのが現状だと言います。

しかし、ミヨシさんでは「無添加」にこだわり

「ひとにやさしく、地球にやさしい製品」をモットーに油脂の生成から最終生産まで一貫して手掛けている石けんメーカー

なのである!!!

お肌が弱い方は、シャンプー等もミヨシさんにしてみては、どうでしょうか?

■シャボン玉 食器洗い液体石けん

シャボン玉石けんも無添加にこだわった会社で、たくさんの無添加商品を販売しています。

台所用せっけんのポイントは

1 無添加

2 手肌しっとり

3 除菌

天然の保湿成分を含みながら、強力な洗浄効果が見込めるという優れものなのだ!

同社でも台所用洗剤だけでなく、各種洗剤関連を発売しているので、要チェックや!

■まとめ

以上、

そうそう、環境に優しい洗剤っていう話をしましたが、よくよく考えると基本的には水は、下水道で排水されますよね。いわゆる『汚水』は、下水道を通り下水処理場に集められます。

そこで、いくつもの行程を辿って、汚水は下水処理水となって河川や海に放出されるのです。

ということは、石油由来の界面活性剤の洗剤であろうと、自然由来の洗剤であろうと基本、その汚水は下水処理場に集められそこでキレイな処理水となってから放出されるのです。だって、1970年代のように石油系洗剤が河川に流れ込んで泡だらけっていうようなところを見たことないでしょ?

でも、キャンプ場だと市街地じゃないし、下水道通ってないかもしれないから環境に優しい方がとか思ったり。え、でもトイレは水洗だしなぁ。ってことは下水道あるよねぇ・・・。

うーむ。これは本当に環境に優しいとされる洗剤が本当に優しいのか、若干の疑問符がつくなぁってちょっと思い出しましたぞ。

あと、「電気自動車の方がCO2排出しないので環境に優しい」と言われていたりしますが、「電気をつくるのにものすごい量のCO2を排出したら意味ないじゃない?」とか、思ったりして・・・。温暖化利権っていうのがあるとか、ないとか・・・。

なんだか難しい話になったので、この話はこれくらいにして。

えー、とりあえず、水は冷たいし肌荒れ対策も含めて、ゴム手袋をするのが色々と便利ってことと洗剤については、環境に優しい方が下水処理場にも優しいだろうということで!!

最後に本当の野営などでは川に水を汚水を流さないようにしましょう!食器は拭いて拭いて!

以上、まとまらなかったけど「まとめ」でした!

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