みなさん!どうも!キャンプ時の料理は「基本ガス」のなかちゃんです。でも、牡蠣やホタテの海鮮焼いたりする時は、炭火で焼くことが多いですね。それ以外は、最近、基本ガス。だって便利なんだもの。そんな『ズボラ』がついにアウトドア用卓上コンロを買った話をします!
■みんなが料理するときの熱源は??
キャンプで料理する時の熱源は、焚き火、木炭、ガスのどれですか?ズボラは基本、ガスです。あ、「何言ってんの?IHだよ!!」っていう声も聞こえたりしますね。ズボラキャンパーの方ですねw
なかちゃんは基本、ガス。グルキャンの時なんかは、炭で海鮮を焼いたりして、そのあと焚き火っていうパターンですかね。
まぁ、最初は炭起こして、お肉焼いたりしてたんですけどね。ま、回数を重ねていくと人間は堕落していくものです・・・
人間は堕落する生き物である!
■なかちゃんの愛用はSOTO
キャンパーはバーナーでちょっとカッコつけますよね。バーナー使うと急に『玄人感』出るでしょ?「キャンプ歴長いですよ!」的なね。
なかちゃんもはじめてすぐにキャンパーっぽくするために、SOTOのバーナーを買いました。思い起こせば2017年です。でも、最初は上の写真でおわかりのように家にある卓上コンロでした。やっぱり家にあるコンロとは違ってコンパクトだし、何よりカッコいい!キャンプしている感がハンパないですしね!
「オレ、キャンパーだぜぇ〜」って感じで使うだけでワクワクしてましたよ。
特にOD缶のバーナーは、より『玄人感』が出るので、ドヤ顔したい人にはオススメします。ただ、ガスが高いのとコンビニで買えるCB缶と違い、アウトドアショップやホームセンターでしか買えないので注意しましょう!
■安定感がないよね・・・
アウトドア用のバーナー。CB缶やOD缶用の様々な種類が発売されています。キャンプや登山などでの使用を想定しているので、基本、やはり使い勝手は二の次。携帯性や強風でも消えないことなどが優先されます。
特に五徳の安定感は、正直心許ない。まぁ、そんなに一生懸命に料理することを想定してないんでしょうねぇ。基本、登山の方々から始まっているバーナーですからね。
「お湯沸かして、ご飯炊けて、軽く炙れたらOKなんだろう?」みたいな感じ。土鍋でお米炊いた時は、安定感のなさに驚きましたもの。ダッヂオーブンなんか乗せたら壊れそうです。
もはやアウトドアバーナーに安定感がないことは、諦めるべし!
■大きくて厚い鉄板を買ったので・・・
みなさんもご存知のMOOSEさん。一世を風靡したあのフライアンで有名なMOOSE ROOM WORKSさんです!いまは戦闘飯盒2型が熱いですね!このほかにも様々な銘品を提供し続けれくれる北海道のガレージブランドさんです。
そのフライアンは当然のように持ってるんですが、バーナーでもちょっと大きなモノを焼いたりするのに、フライアンはちょっと小さい(ソロなら十分なサイズです)。
そこでクアトロっていう大きくて厚い鉄板を買ったんです!ギリギリで買えたんです!というのは、これ残念ながら、廃盤になってしまったんですよね・・・。
やっぱ、ちょっと大きくて重いのがネックだったみたいで。残念ですよね。でも、「どうせ車だろ?」って思ったりするんですけどね。ま、実際、ちょっと重いですw
で、早速、シーズニングをするんだけども。SOTOさんだと諸問題が発生するんですよ。お分かりだと思いますが、「安定感がない」のです。そりゃそうですよ。スキレットやフライアンよりずっと大きくてさらに重たい鉄板ですから。仕方ないので、バーナースタンドを使うんだけど、ほらバーナースタンドって四角か長方形の形してるでしょ。やっぱり微妙にしっくりこない・・・
やっぱ、所謂、卓上コンロしかないな!って思うように。
■流石に普通の卓上コンロはちょっとだけど・・・
でも、やっぱり自宅用の卓上コンロはね、ちょっとね。ゆるキャン△ではイワタニさんの卓上コンロを使っていたけれども。これはなでしこが本格的にキャンプを始める前のエピソードだからね。
実は自宅用の卓上コンロは、なでしこ家と同じ達人スリム。これはコンロ部分が低いので、テーブルで鍋を置いても高くならないので、取りやすいのがポイントです。自宅なら達人スリムがおすすめです!
やっぱり自宅用なので火力がちょっと弱め、かと思ったら、全然そんなことない。アウトドア用のバーナーと同じ。もしかしたら、コンロは火力ではないのかもしれないね。
でも、やっぱり自宅用コンロが弱いところは、キャンパーに舐められるのと風に弱いところでしょうね。別にどんなコンロ使っててもいいと思うんですけどね。逆に何個もコンロ持ってる方が「コスパ悪いじゃね〜か!」って思ったり。反省です。
あと、ウインドスクリーンあれば、自宅用コンロでも十分使えますからね!安心してくださいw
■流石のイワタニ!ラインナップが充実!
そうそう、この記事を書くのにイワタニさんのHPを見てみたんですよ。たくさんあるのは知ってたけど、こんなにあるとは思わなかったです。
自宅用の卓上コンロ、アウトドア用、そして焼き肉用やたこ焼き専用コンロまで!!
「こんなにラインナップ必要?」とか思っちゃいますけど、ニーズに応えるのが企業ですからね。でも、たこ焼き専用って必要ですかね(笑)
■タフまると風まるの違いって??
アウトドア用のコンロにタフまると風まるがあります。風まるはⅢが最新です。Ⅱは型落ちとなっていますが、店舗や通販ではまだ流通していますので、アウトドアと自宅の兼用にするなら、値段も落ち着いていますしオススメです。
では、タフまると風まるは、どのような違いがあるでしょうか?
タフまる | 風まるⅢ | |
耐荷重 | 20kg | 15kg |
最大発熱量 | 3.3kW(2,800kcal/h) | 3.5kW(3,000kcal/h) |
風防 | ダブル風防 | ダブル風防 |
バーナー | 多孔式 | 通常 |
連続燃焼時間 | 75分 | 66分 |
専用ケース | あり | あり |
①耐荷重・・・タフまるはダッヂオーブンも可能な20kg!そして、風まる15kg!「どんだけ重たいダッヂオーブンで、一体何を作るんだよ?」って思いましたが、そこはイワタニさんの根性を見せつけたかったのでしょう。炭火や焚き火への挑戦状ではないでしょうか?
②最大発熱量・・・タフまるの方が発熱量が大きいと思っていたら、風まるの方が0.2kw(200lcal/h)大きい結果に。
③風防・・・アウトドア用として重要なのがこの風防。特許を取得しているスグレモノです。当然のように両者で採用となっていました。ガスにとって風は大敵なので、この風防はとても強い味方になってくれます。
④バーナー・・・ここが決定的に違うポイントです。タフまるは、アウトドアバーナーで用いている多孔式バーナーを採用する一方、風まるは他のカセットコンロと同様のバーナーを採用しています。多孔式は「炎長が短く、風の影響で炎が消えにくい」のが特徴。ここはタフまるに軍配が上がります!
⑤連続燃焼時間・・・燃焼時間はタフまるの方が約10分ほど長い結果に。これは単純に最大発熱量の違いからくるものでしょう。
⑤専用ケース・・・両方に付属します。やっぱりケースがあると持ち運びする際に便利です。
タフまると風まるを比較してみました。正直なところ、両方ともにアウトドアで使用するのに問題ないスペックです。定価で見ると、数千円の差がありますが、どちらかを選ぶというのはもはや好みということになりそうです。
「アウトドアっぽい見た目がキャンパー心を擽るぜ!」という方は、タフまる!
「バーナーはあるから、自宅と庭キャン、またはデイキャンで使いたい」という方は風まる!というような区分ではないでしょうかね。
■憧れだったマーベラス!(現・ラックスキャンプストーブ)
イワタニのオシャレ系アウトドアブランドとしてFORE WINDSが登場しました。以前からあるアウトドア用のマーベラスを吸収して、これまでのイワタニとは一線を画したお洒落なブランドとなっています。
マーベラスは、「ラックスキャンプストーブ」と名前を変え再登場しています。雰囲気的には、トヨタのセルシオがレクサスになった感じです。
面白いのは、イワタニのジュニアコンパクトバーナーはそのままに、FORE WINDS名義でマイクロキャンプストーブを販売したり、某社に似たギミックのフォールディングキャンプストーブを登場させるところです。
ジュニアコンパクトバーナーは、イワタニのアウトドア用バーナーの中に残したかったのか、FORE WINDS名義に入れるほどスタイリッシュではなかったからなのか・・・
マイクロキャンプストーブは、SOTOをイメージさせるシンプルな五徳を採用。
「コレ、どっかで見たことあるけど大丈夫なのかな?」って思ったのは、おいらだけじゃないはず・・・
「ガスコンロといえばイワタニ」なので、もっとラインナップを増やして盛り上げて欲しいですね。あ〜、でもプリムスはイワタニが代理店だからOD缶には手を出せないのかもね。知らんけど。
■買ったのはタフまるJr.
なんだかんだで、買ったのはタフまるJr.です。「ジュニアなんて今まで出てきてねーじゃんかよ!!」ってご指摘を受けそうですが、ジュニアの大きさがジャストという結論に。タフまるの60%におさめたボディは、チョロQのように可愛らしいし、グルキャンでも結局、バーナーは自分で持ち寄ったりするので。
そもそも、タフまるは大きすぎるんですよ。買うのにちょっと二の足踏みますもの。そしてJr.だとスペース的にテーブルにSOTOもおいてツーバーナー状態での調理も可能に!
また、SOTOは車中泊時の朝にコーヒーを沸かす時に使うといったような色々な使い分けができるようになるのもポイントです。
■タフまるのデビューはステーキ!!
なかちゃんのタフまるJr.は、ステーキがデビュー戦(笑) Jr.が小さくてガス缶しか見えないけど。
「いやぁ、ステーキうまかったなぁ〜」って思い出しかないんですどね。本当に美味かった。ソログルで集まった時に、ディナーを分けあったんですが、その牛が本当に美味くて。十勝牛だったんですが、サシが入っててレアで食べたら「マジで一瞬でなくなるやつじゃん!!」って。
マジで分厚い鉄板買ったら、マジで高い肉を焼いて喰って欲しい!満足度がハンパないっすよ!
普段、一枚5,000円とかするステーキ肉買わないでしょ?おいらは買ったことないし、たぶんこれからも買う勇気ないもの。一生に一度かもしれないよね。いやあ、本当に美味かった。
そうそう、お肉も美味しかったんだけど、やっぱり蓄熱性の高い鉄板で焼いたから美味かったと思うのよ。
■全体的に満足している!!
やっぱり、単純にケースから出してすぐに使えるのは素直に楽チン。そして、やっぱりスキレットや鍋を置いても安定感があるのは、卓上コンロの良いところ。
そして、手頃な絶妙な大きさもGOOD!
今回はカーサイドタープ内で使用したので、風防の効力を確認できなかったのが検証ブログとして、読者の皆様には申し訳ないのですが、特許を取得したダブル風貌を信じることにしましょう!
■唯一、五徳が微妙なサイズ・・・
これ、なんでなんでしょ?五徳がちょっと小さいの。シエラカップがちょうどよくすっぽりハマるんです。要は五徳に載らないの。アウトドア用なんだから、シエラカップは乗るように設計して欲しかった。
折角、安定感を求めてタフ丸買ったのにさ。ま、シエラカップ以外は安定して載るから良いんだけどさ。
でも、イワタニさんがそれをしなかったのには、「理由があるんだろうなぁ〜」と勝手に忖度しています。
そこであったら便利なのが、パール金属のミニ五徳か、ユニフレームのミニロースター!
パール金属って知ってますか?そう、キャプテンスタッグですよ。パール金属は1947年に設立。1975年、アメリカの市場調査に赴き通りがかった公園で、大型のグリルでバーベキューを楽しむ家族を見て『アメリカのバーベキューのスタイルを日本で再現したい』との想いからアウトドアグッズを開発。1976年に「ジャンボバーベキューコンロA型』を発売したのが、キャプテンスタッグの始まりです。
ま、キャプテンスタッグあるあるなので、みんな知ってるとは思いますけどw
使い勝手ですが、写真を見ていただくとおわかりのように、まさにジャストフィットします。鉄製なので表面が若干ザラついているので、シエラカップもフライパンも滑らず安定してくれます。もしかしたら、4本の五徳のSOTOにも合うんじゃないかな?
ユニフレームのミニロースターも便利!です!ミニロースターのうち、下のバーナーパッドは一点集中になりがちなバーナーの炎を拡散させ、やわらかな炎に変えることができる道具です。なので、小さいシエラカップでもちょうど良く熱せられるのがポイントなのだ!
もちろん、上の網でも役割は一緒です。サイズ感はまさにジャストフィット。まぁ、個人的にはバーナーパッドの方がいいかなくらいなもので、こちらも好みでご使用ください。
まぁ、どちらも若干滑りやすく感じるのがマイナスポイントかな。でも、ミニロースターや小さい網を持っている人は、流用した方が荷物が減っていいと思います。
■晩秋からはパワーガスが不可欠だぞ!
2回目のタフまるJr.が登場したのは、10月末。北海道の10月末といえば、場所によっては初雪となっている地域もあります。この頃の札幌の夜でも、10℃を切ることは当たり前。となると、ノーマルガスでは心許無くなります。
実際、夜に8℃くらいに気温が下がると急に火が小さくなります。ここは素直にパワーガスです。パワーガスでも残りが少なくなったり、一晩外に放置していたりすると根性なしのガスになります。抱いて寝たり、使わなくなったクーラーボックスにカイロとガス缶を入れて冷えない工夫をするといいでしょう。
■まとめ
キャンプもそうですが、スキーやスノーボード、クルマにバイク。これらは基本、形から入りますよね。要は見栄えから入ります。日本人は特に見栄えを気にする人種のように感じます。インスタも「映え」で一喜一憂してますからね。変な人種です。
でも、そんな映えを気にする人種も、一定の経験を積んでくると「おいらのスタイルには、こっちの方が合うな」となって、あまり見栄えを気にしなくなるのではないでしょうか。
今回のバーナーの件も同様で、キャンプっぽいアウトドアバーナーを買って喜んでいたんだけど、より調理しやすい卓上コンロ型のバーナーに変更したり。これも一つステップアップしたというか、自分のキャンプスタイルが固まってきたということではないかな。
みなさんも映えを気にせず、自分が本当に使いやすいものをキャンプで使うようにしませんか?