【2023年版】冬の車中泊をこれまで以上に快適ぬくぬくにする方法を考えてみた!

【2023年版】冬の車中泊をこれまで以上に快適ぬくぬくにする方法を考えてみた!

みなさん!どうも!冬の車中泊マニアといえば、なかチャンネル!そして、中の人、なかちゃんです!早いもので2022年も残すところ3ヶ月余り。北海道ではスタッドレスタイヤやストーブのCMが始まり「あぁ、冬も近いな!!」って感じる時期なのです。そんな中、2023年冬の車中泊は「もっともっと快適にしたい」と思っているんですよ!それでね、日本一早い(自称)2023年冬の車中泊向けて、なんかスゴいいい方法がないか考えてみました!!

■どこまで快適を求めるのか?

これは非常に難しい問題です。

冬キャンプもそうですが、「石油ストーブに薪ストーブ、あれだけ焚いてたらあったかいに決まってるしょや!家と一緒だべ!!そもそも、冬キャンプっていうのは焚き火で・・・・・」なんて偉そうに言うつもりは毛頭ありません。

実際、しないしね、テントを張る冬キャン・・・。あ、スクリーンタープは張ったわ・・・。車中泊だけど。

 

だって、キャンプなんか楽しけりゃいいんですもの。他人様に迷惑さえかけなきゃ。

クソ寒い中で寒いキャンプがしたい人は、寒いキャンプすればいいし、クソ寒い中でぬくぬくキャンプがしたい人はぬくぬくキャンプをすればいいんです!

まあ、そもそも論としてキャンプ場に電源サイトがある時点で、文明の利器をフル活用するキャンプを提供しているわけで・・・。これはもう甘んじて受け入れるべきでしょう!

そう、それで車中泊ですよ。火を使う熱源は当然ながら使えません。使っちゃう猛者もおられますが、なかちゃんは色々怖いので使いません。

電源サイトに泊まるか、ポータブル電源を活用するかの二択です。

それで、タイトルに戻るのですが、キャンプでも車中泊でも「どこまで快適を求めるのか?」という点です。ご存知の方も多いとは思いますが、「道産子は冬に暖房をガンガンつけて、風呂上がりに半袖でアイス食う」っていう怪奇現象を実際にやります。

なので、内地の冬の家は道産子にとって過酷です。だって「寒い」から。

以上のことから、道産子の快適な冬キャンプと内地の方の快適なキャンプは、もしかしたら全然違うものなのかもしれません!!

そこで今回は、道産子が過ごす冬の家のようにヌックヌクの車中泊を目指すくらいの快適性を求めていきたいと思います!!

■環境設定

電源サイトでは、10A(1,000W)くらいが多いようです。キャンピングカーサイトがあるところだと、15Aとか20Aとかになりますかね。

なかちゃんのポータブル電源はMAX700Wですが、ポータブル電源の上限は1,000W位が多いのかな?最近はさらに高性能・高価格なポタ電も出てきているようですが・・・(当然、かなり素敵なお値段)。

今回は「1,000W以内で、どれだけ快適な冬の車中泊をエンジョイできるか?」をテーマに進めていきましょう!

■ダウンパンツ

女子って夏でも膝掛け使ったりする人いるでしょ?「なんで膝掛けなんか使うんだろ?」って思っていたんです。冷え性っていうのは、単語では知っているけど、どんな感じなのかわからなくて・・・

(Marib select) 薄手 フリースブランケット ひざ掛け チェック柄 ステッチ入り 冷房対策にも最適 100×140cm (チェック/レッド) Mサイズ
Marib select(マリブセレクト)

そんな、なかちゃんも年齢を重ねるうちに「発熱系タイツ」や「膝掛け」の必要性を感じるようになりました。クルマが暖まるまでの間、薄手の毛布を膝掛けがわりにかけてみたら、「あぁ!なんでこんなに暖かいんだ???」って思いました。加齢とともに末端が冷えてくるものなのですね。

そこでオススメなのが「ダウンパンツ」!!

キャンプでも車中泊でも、なんなら日常生活でも手放せない逸品になることでしょう。

ダウンパンツ。実はなかちゃん、当初は懐疑的でした。「あったかいの?それ」みたいなだって、ダウンジャケットみたいにモフモフしてないでしょ?それで、まぁそこそこ素敵なお値段はするんですよ・・・

でもね、履いてみたら、想像以上に良かったんですねぇ。

2022年の冬は、このダウンパンツで超快適な冬となりました。これまで発熱系タイツに厚手ズボンでしたが、これにダウンパンツをプラスするだけで、冬から秋に季節が戻ったかのような錯覚に陥ります。

ダウンパンツの断熱性。侮ってはいけません!マジで買った方がいい。寒さは足元からなのでね。

■電気毛布

電気毛布さえあれば、例え氷点下20℃の極寒でも羽毛布団やダウンシュラフだけでグッスリ寝ることができるでしょう。

実際、電気毛布を使って寝てみました。寝る前に電気毛布をつけておくだけで、布団の中はヌクヌクでした。あとは落ちる寸前に消して寝るだけ。寒がりの女子は弱にして朝まで使ってもいいでしょう。

実は電気毛布、舐めてました。でも、今は「こんな文明の利器があるなんて!!!」状態です。

あと、足元が冷える人は160cm位の長い電気毛布を選ぶか、湯たんぽを入れるなどの工夫が必要ですね!ちなみになかちゃんは、足が冷たくない人ですw

■小型セラミックヒーター

車中泊で一番困るのが、「極寒の朝をどう乗り切るか?」ではないでしょうか?

高級シュラフや発熱系毛布&羽毛布団、そして電気毛布でぬくぬくで寝ることは可能です。しかし、起きた時の寒さには、対抗しようもありません。

なかちゃんが子どもの頃のように、意を決して飛び起きてストーブをつけて暖を取るっていうことをしなくてはなりません。そう考えると今の家は暖かいですね。

そこで候補に挙がるのが「セラミックヒーター」です。空気が汚れないので安心です。

しかしながら、正直なところ300wくらいのヒーターだと「気持ち暖かい」程度のようです。通販サイトを見ると、凄く暖かいように見えますがね。そこはやはり広告。素直に1,000wくらいのセラミックヒーターを使用しましょう。

ということは、高額なポータブル電源が不可欠です。それなら、素直に電源サイトに泊まりましょう。起きたらすぐにスイッチ入れて、あとは暖かくなるまで布団でぬくぬくしてたらいいんですもの。

■こたつ

電源サイトを借りて、テント内にこたつを置いてぬくぬくしているのを見たことがありまして・・・。クルマでもやったら「面白いかなぁ?」なんて思ったので、入れてみましたって感じでして。

だって「車中泊でこたつ」ってね・・・・「ただただ面倒でしょ」って思ったりして。そもそも入るサイズが・・・。

道産子ってこたつ使わない人が多いからね。知ってる人も多いでしょうが、北海道はこたつ普及率がダントツの全国最下位(23%)なんですよ!!(2013年ウェザーニュース調べ)

ちなみに46位は沖縄県(30%)で、1位はあの「山梨県」で75%とのことです。

確かにゆるキャン△のリンちゃんは、よくこたつでぬくぬくしていますね。なるほどなぁ〜。

まぁ、だから道産子のなかちゃんが「こたつ推し」っていうのはねぇ、ちょっと嘘くさいでしょ。

基本、車中泊するとして、カーサイドタープを張って、その中でこたつでぬくぬくしたらいいんじゃないかな?まずグランドシートを敷いて、銀マットをさらに敷いて、その上にお洒落なラグを敷いて、そしてこたつ!そこで鍋なんかしちゃえば、気分はグランピングです!(たぶん)

ただし、真冬だとこたつの熱で雪が溶けて地面がぐちゃぐちゃになるので、グランドシートと一定の覚悟が必要ですね。

でも、冬のサイトで「こたつ」って、ちょっと映えません?楽しそうです。

■IHヒーター

寒い時、どうするか?暖かいものを食べるでしょ!!

ということで車中泊の時は、鍋でしょ!!

でもまぁ、IHって結構電気食うんですよね。鍋をしようと思ったら、1000Wで沸かさないと、それなりの時間を要します。まずはガスで沸騰させておいた方がコスパいいです。

車中メシでIHのいいところは、やっぱり換気しなくていいところ。そして鍋のいいところは、身体を温められるとともに湯気で車内も暖められること。

ってことを言いながらなかちゃんは、IH持ってません。持ってるのは、電気コンロ!!

メーカーさんにもよるんですが、リーズナブルなものもあって中々コスパがいいのだ!

電気コンロ チャコール バーナー 炭素炉 平炭炉 ライター ミニ電気ストーブ 家庭用電気加熱炉厚い殻付の電気加熱炉用バーナーシーシャ用 デコクションストーブ、グリル、お茶、コーヒーストーブ、加熱管、温度調節可能、加熱ストーブ1000W
SHIDAI

ただ、一長一短でこの電気コンロはパワーがない・・・。お湯を沸かすのにかなりのパワーを使用するのです。鍋をする時はガスで一回、沸騰させてから電気コンロにチェンジするいいでしょう。

電気コンロは保温するのにピッタリなパワーなのだ!!

■FFヒーター

エンジンを切っても温風で快適な室内空間にすることができるのが、FFヒーター。

安心・安全の有名メーカーの商品がいいと思うんですが、FFヒーターをつけるにはサブバッテリーを組まないとならない訳で。そうなると、一気に庶民の購入意欲を削ぐお値段になってしまいます。

そんな中、FFヒーターってお安くなっているんですよね。商品によっては一万円台からあるようです。

そして、DIY好きの車中泊キャンパー達は、こぞって自分で設置しちゃっている様子。

すごいですよね。技術があるって羨ましいです。

YouTubeで探してみると、結構な人たちが装着しています。

ただ、格安FFヒーターは某大陸製が多く、「説明書通りにやってもうまくいかない」とか「部品が足りない」とか、設置できても「稼働しない」という不具合も多い様子。

個人的に、車は故障なく快適に乗りたい派なので、ちゃんとした商品をプロに付けてもらう方を選択すると思うんですが、それにはやっぱりそれなりの資金が必要となるわけで・・・。

予算は悩ましい問題ですが、これさえあれば極寒でも超快適な車中泊が、いや車中生活が送れます。

■まとめ

まぁ、極論を言うと「鼻の中カッサカサ、喉カラッカラになろうとも、FFヒーターガンガンつけて車中泊するのが一番ぬっくぬくです」よね。

でも、キャンプ行く人々、特に年間を通してキャンプに行く人々は、やっぱりちょっと物好きな人々なので、特性的には「わざわざ不便な生活を楽しむ人々」なのです。

なので、「ヤベェ、さみい。マジで〜」って言いながら、その寒さを楽しんでるのです。なので、死なない程度に防寒できていたら大丈夫なんですよね、たぶん。

と言うことで、日本一早い?「2023年度版 冬の車中泊を快適に過ごす方法」でした!

ちなみに、なかちゃんは2023年は極寒車中泊ツアーをオホーツクで挙行したいと思っています!以上、なかチャンネルでした!

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