みなさん!どうも!キャンプにハマって、少しずつキャンプ道具も揃えてきて、やっとカッコがつく感じになってきたんですけど、最近思うんです。「ソロキャンプなのに、こんなに荷物いる?」って、思ってきたなかちゃんです。キャンプって必要最低限のものをザックに入れる登山から、車に積めるだけ積んで行くオートキャンプやグランピングまで幅広いのが現状です。正解は多分ないと思うんですが、キャンプ道具の搬入搬出が楽で、現場でも快適に過ごせる妥協点を探ってみたいと思います。
■車が荷物で結構パンパンになる
自分が北海道1周するとき、全然わからなかったので、本当にたくさん積み込みました。ちょうど台風が連続で来ている時期だったので、基本は車中泊とバンガローで、晴れたらテントを張る予定で。
「やっぱりキャンプだから炭のコンロ!」を入れ、「朝にはコーヒーが飲みたくなるだろうから、カセットガスを」を入れ、食料も「現地で新鮮な海産物とか買う」からとクーラーボックスなどと色々なものを積んでいたら本当にパンパンでした。まぁ、プリウスですしね。
北海道1周が目的だったので、本当は荷物がもっと少なくてよかったと思います。車中泊だけならテント一式はいらなかったし、夏だったからシュラフも薄い毛布に置き換えることができたはず。自炊前提でちょっと大きめのソフトクーラー買ってしまったので、「場所は取るわ」「毎日ブロックアイス買わないとならないわ」で失敗しました。自炊にこだわる必要なかったんです。コンビニがいくらでもあるんですから。
このあとの道の駅スタンプラリーで、車中泊をしたのですが、かなり荷物を減らすことができました。食事はコンビニか外食にしたら、炊事道具は留守番。車中泊なので厚めのマットと毛布は不可欠だけど、あとは温泉セットと着替えが入ったバッグ。一応、小さいクーラーボックス。以上の荷物で、プリウスでも快適な車中泊でした。やっぱり体験しないとわからないものですね。
◼️キャンプはキャンプをするために行くもの
上記のように車中泊での旅が目的だと、荷物は少なくて済むことがわかりました。同様に登山も目的は、「目指す山に登ること」。付随するキャンプも楽しいですが、目的は登山。泊まるための荷物は必要最低限にします。山小屋があれば、テントは設営しないのでマットとシュラフ位でもいいのかもしれません。
しかしながら、キャンプは目的がキャンプ。キャンプをしに行くのです。そのため、キャンプを楽しむために、快適に過ごすためにどんどん荷物が増えていくのでしょう。
さらに、インスタ映えするテントサイトなんか目指しちゃうと、設営と撤収をするためにキャンプに行くようなものではないでしょうか。
◼️ウルトラライトなキャンプを目指せないか?
先ほどのようにインスタ映えを目指す人は、まるでグランピングみたいにたくさんの荷物を積んで降ろして、積んで降ろしてが好きな人だと思うのでいいんですけど、僕はあんまり好きじゃないことが判明しました。だって、面倒くさいでしょ。もちろん、上記のようなキャンプには憧れます。泊まりたいです。でも、あんまり向いてないのです。
そこで、「登山やツーリング位の荷物だったら、思い立ったらすぐにキャンプに行けるんじゃないか?」と思いついたのです。ウルトラライトなキャンプに向けて、キャンプギアのダイエットについて考察します。
◼️テントのダイエット
うちのアメニティドームは、大人2人が定員(正確には大人2人と子ども1人)なので、もうモンベルさんのソロ用のクロノスとかにしちゃう。または、ツアラーが使うコールマンのとか。その辺のダウンシュラフくらいの大きさに小さくなります。あと、当然、タープも諦める。
・対策/テントをマジで一人用を買ってみる
・メリット/収納したテントが小さくなる
・デメリット/テントをもう一つ買わないとならない
・評定/★★☆☆☆
・結論/みなさん、結構何個もテント買ってるみたいだけど、まだその勇気はないので継続
■シュラフのダイエット
うちのシュラフはロゴスさんの化繊タイプで、2度まで大丈夫なリーズナブルなのに頼もしいヤツ。でも、難点はやっぱり大きいこと。そして、当然のようにやっぱり2度なんかじゃ寒くて寝れたもんじゃない。
高いけど、やっぱりダウンのシュラフだと小さくなるし、暖かいし言うことなしです。でも、ダウンは「濡れたらアウト」というのが玉に瑕です。その時はシュラフカバーですね!
・対策/シュラフを化繊からダウンにする
・メリット/シュラフのコンパクト化に成功
・デメリット/でもね、ダウンは高い
・評定/★★☆☆☆
・結論/現状コスパがよくない(予算がない)ので、継続
■マット類のダイエット
マットといえば、グランドシートにインナーシート、銀マットにインフレクターマットとかですかね?なかちゃんはとりあえず、銀マット敷いて、その上にジャマイカっぽい謎の敷物敷いて、そしてヨガマット敷いてシュラフ。秋は薄手のごろ寝座布団を追加したりしてます。まぁ、この辺をケチると、痛いわ寒いわでいいことないと思うんですが、銀マットはちょっと邪魔くさい。特にロールタイプは邪魔臭い。
銀マットを何か別のマットに変更すべきでしょうかね。インフレクターマットかなぁ。
・対策/意外に嵩張る銀マットを変更
・メリット/新しいマットにすることで、スペースに余裕が出る
・デメリット/新しいマット類を買わないとならない
・評定/★★★☆☆
・結論/とりあえず、銀マットを卒業してみる
■クッカー類のダイエット
ソロの時、火器はガスです。炭や薪も捨て難いのですが、手間を考えるとガス一択です。焚き火したいなら、それはそれで諦めて焚き火台を持参しましょう。そして、クッカー類はクッカーのセット一つ。さらにできたら、スキレット1個、シエラカップ2個くらい。ダッヂオーブンなんて以ての外です。
・対策/クッカーを必要最低限までに絞る
・メリット/大幅に軽量化がはかれる
・デメリット/料理は1品ずつ作っては食べないとならない
・評定/★★★★☆
・結論/色々持って行くけど、使うのは結局いつもの。だったらソロなら最小限にすべし!
■食材のダイエット
いっそのこと、インスタントでも良くないですか?なんて、ちょっと極論かもしれませんね。キャンプに行って、めんどくさいけど炭に火をつけて、食材バラして、味付けして、調理して食べるのが楽しいわけですから。
その不便さがいいんですよ、キャンプって。非日常感がいいんすよね。でも、たまに楽したくなるでしょ?外で食うカップ麺とかうまいでしょ?アマノフーズのフリーズドライは、超美味いっすよ。お湯かけるだけだからね。
・対策/夕食のみ頑張って、朝食はシンプルに
・メリット/朝の撤収が早くなる
・デメリット/手抜きって思われるかも
・評定/★★★★☆
・結論/朝は、インスタントとかパンでいいでしょ?
■ランタン系のダイエット
ランタンもさ、半分くらいコレクターアイテム化するから、数多くなるのは仕方ないのかねー。でも、実際、ソロでも何個かは必要なのは認める。しかしながら、最近気づいたんだけど、ヘッドライトあれば大丈夫じゃないかい?ってことです。ご飯食べるときも、トイレ行くときも、テントサイト照らす時も、使い方次第でなんとかなるってことを。
・対策/ランタンは小さいものを何個か用意
・メリット/劇的なスペース改善
・デメリット/特にないけど、インスタ映えはしなくなるかも
・評定/★★★★☆
・結論/シンプルにするなら、ランタンは小型に!
■まとめ
意外にキャンプギアのダイエットって、意外に出来るものなんですねぇ。でも、問題なのは一度、断捨離して少し整理しても、たぶんしばらくするとキャンプギアが欲しくなってくる。欲しくなる前に、もう買ってしまっている場合も。
地味にキャンプギアの断捨離っていうか、整理っていうのは、家の荷物と同じで永遠の課題なのかなぁって思いました。