みなさん!どうも!キャンプでは雨らしい雨に当たらない「晴れ男」のなかちゃんです!キャンプ予定日が雨予報でも、結局、なぜか雨はほとんど降らないので、雨キャンプをしたことがありません!したがって、雨キャンプの知識がないのです。今回はかなりの高確率の雨予報なので、雨キャンプに挑戦してきました!
■雨予報でも降らない!!
基本、晴れ男なんですよ。なかちゃん。外イベントで「雨だから中止・・・」という記憶はほとんどありません。2016年、北海道に台風が3つ連続で上陸した時、北海道1周ツアーをしていたんですが、日時や場所がズレて直撃を避けることができました。流石に雨に全く当たらないということはなかったですけど・・・
ま、基本、高確率で晴れます。
例えば
①・・・「ずっと雨予報だった沖縄旅行」
人生初の沖縄旅行が雨かよ・・・って思っていたら、快晴で暑すぎました。海に入ろうかと思いましたもの。
そうそう!沖縄の人って海に入らないんですってね!北海道民と同じで、海でBBQとかやるだけなんですって。
ま、テレビ情報ですから、盛ってるかもしれませんけど。
でも、晴れて本当に楽しい沖縄旅行ができました。水族館とか道の駅とか色々行けて楽しかったです。でも、沖縄料理はちょっと苦手かも・・・
②・・・「雨の中のテント泊を覚悟した札幌キャンプ」
とあるガレージブランドさんの主催で開催されたキャンプイベントに参加!この時、予報では高確率で雨。いつもなら車中泊とかで逃げるんだけど、この時は車横付けすらできないキャンプ場・・・。
困った。
雨を覚悟して、レインパンツを買いに行きましたよ!久しぶりにテント設営するので、グラウンドシートも忘れないようにして。撤収の時に大変だから。
で、結局、曇っただけで小雨すら降りませんでした。準備したのにね。
③・・・「急に曇り予報から雨予報になった函館ツアー」
久しぶりの道南遠征。函館はなかちゃんの「第2の故郷」と言っても過言ではないくらい愛着のある街。2年振りの函館だから、楽しみで仕方ありません。
しかしながら、天気予報が一向に良くなりません。雨になったり曇りになったり。でも、全くと言っていいほど、晴れマークがつかないのです。このキャンプツアーでは、バンガローを予約したので、雨が降ってもいいんですけどね。
で、結局、函館観光しているときに結構降られました・・・。でも、ザーっと降ったあとはそこからお天気は回復して、翌日からは結局のところ、快晴でした。日差し燦々。暑かったですw
■高確率で雨が降る人もいる
知り合いのキャンパーに伝説の雨男がいます。いつもSNSでイジられています。
※写真はイメージです
晴れの予報で雨が降ったり、ゲリラ豪雨になったりともはや神の領域です。
彼も参加するグルキャンは、「基本、雨を覚悟した方がいい」とお達しが出るくらい。
さらにその方が近くでキャンプをしているとか、近くを通ったとか、SNSでその情報が入ると「あ、あの人がキャンプしてるからだな・・・」ってなるくらいですから。
確か、その人が主催したキャンプイベントもやっぱり雨が降りました・・・
でも、ごく稀に快晴の中、キャンプをしてたりするので一緒に行った人や同じキャンプ場に強烈な晴れ男や晴れ女が多かったのかもしれませんねぇ。
■地味に雨対策を知らない
基本、雨に当たらないので、実は「雨対策ってよくわからない」ってのが本当のところ。
一応、キャンパーなので、薄ーく知ってはいるんですが、実際に雨キャンしたことがないので実体験による知識がないのですよ・・・。雨に当たらないんだもの。
まぁ、好き好んで「よし!雨だ!キャンプ行くぞ!」ってことないでしょ?
ごく一部には、雨キャンプだと『混んでて予約すら取れない某有名キャンプ場も泊まれる』って、凸しちゃう変態キャンパー(褒め言葉)もいるらしいですしね・・・
そんな感じで雨キャンプをしたことがない「なかちゃん」が雨キャンの情報をお伝えしても説得力がないですが、超基本の雨キャン対策について学びながら、今回の雨予報中でどんなキャンプだったのかを振り返っていきましょう!
■今回の検証地はアオヤマ園
今回の検証地は、札幌市内のキャンプ場「アオヤマ園」!そう、先日、紹介したキャンプ場です。
当初、キャンプ友達に頼まれて予約していたんですが、「雨予報なのでキャンセルして」と。でも、なんか折角の機会だし、もしかしたら晴れるかも?という期待と、万が一に雨が降っても記事のネタになるってことで予約はそのままに。
そして当日を迎えました!
■今回は林間サイト!
当日も天気は微妙な曇り予報。降水確率は30%というところ。そして撤収の日曜日は雨。降水確率は80%と高確率。「これは乾燥撤収できないぞ〜」なんてよくわかならい期待感で、ドラゴンボールの孫悟空のようにワクワクです。
アオヤマ園では、林間サイトを借りることができました。流石に木があると、何もないオートサイトと違い小雨程度だと全然濡れませんでした。これは嬉しいですね。
さて、次のチャプターでは、今回のキャンプで学んだ「雨キャンプ」の基本について、解説していきます!
■雨キャンプの基本1 「タープを設営」
雨キャンプの基本として、まずタープを設営すること!これが最重要です。今回のアオヤマ園では、経験豊富な友人(Rider Ogawa)がタープを設営してくれたので、仕事はほとんどしてません。
手伝おうとしたら「邪魔w」って怒られました(笑)
流石、我々が師匠と仰ぐだけあって、タープの張り方も美しい!「ピン!!」という音が聞こえてくるような美しい造形です。流石!スノーピーク!!
ちょっと話はそれますが、近年、気象衛星とかレーダーとか観測機器は劇的に進化しているはずなのに、それ以上のスピードで環境変動が起こっているのか、線状降水帯だの異常気象だので、毎年日本の何処かで雨による災害が起こっているのが現状です。
インフラ整備が滞っていたのか、環境変化が進んでいるのかはわかりませんが、災害が起きやすくなっているのは事実。
キャンプ場は当然のように山や河川、海などの近くにあります。土砂崩れや河川の氾濫などは、起きるものだと思って、大雨の予報が出たら素直にキャンプは中止にしましょう。命を守る行動を!!舐めてるとマジでヤバイから!
ということは、予報はあくまで予報なので、タープは設営しておいて損はありません。ぜひ、自分に合ったタープを立てましょう!
ちなみになかちゃんが設営するとしたら、ご存知のようにカーサイドタープです!!
■雨キャンプの基本2 物は少なめが吉
雨のキャンプは、使い終わったら片付けした方があとで楽です!
雨じゃなくても、使い終わった道具は片付けた方がいいです。でも、まぁご自慢のキャンプ道具をきれいに設置して、悦に浸りたい人もいるでしょうからね、いいんですけどね。
まぁ、できたら寝るまでに、『タープ以外は全部片付ける』くらいの勢いの方が雨撤収の時、絶対的にテンションが違います。極端な話、タープだけ片付けたらいいんですもの。
「だって、朝ごはん食べるじゃん!」って言う人もおられるでしょう。その時は、また出せばいいんですよ。もしかしたら、豪雨で朝ごはんどころじゃないかもしれませんよ?
「え?こんな豪雨で朝ごはん作って、そして撤収するの?」ってなりませんか?テンション駄々下がりではありませんか?そのための保険として、片付けられるものは片付けた方が楽です。
■雨キャンプの基本3 出来るんなら車中泊が楽
これ言ったらどうなんでしょう、微妙かもしれんのですが、車中泊の方が絶対楽です!!
キャンピングカーの人はわざわざテント設営しないだろうし、車中泊は完全に市民権を得た宿泊スタイルなので、エンジン掛けっぱなしとかの迷惑行為や常識的に車中泊しちゃいけない場所でしなければ、何の問題もありません。
なので、わざわざ雨の中でテントを設営しなければならない理由がなければ、車中泊の方が絶対的に楽ちんです。
しかしながら、車が車中泊に適していなかったり、ファミリーキャンプのように人数が多かったりすると、テントを設営しないとならない理由があるので、頑張って設営するしか方法はないいですけど。
まぁ、家族が雨予報または雨の中、「キャンプする!」って言うのかは、ちょっとわかんないですけどね。
■雨キャンプの基本4 濡れたギアは早めに乾燥
まぁ、これが一番大変かもしれませんね。長雨が続いたら、いつ干したらいいかわかんないし、そもそも「どこで乾燥させたらいいんだ?問題」もあります。
ガレージがある人はガレージでもいいですし、うちみたいなマンションだったらベランダで干すか、お風呂の乾燥機を活用するのもいいですね。
でも、よくあるアパートが一番困ります。干す場所がないから。この場合は、素直に高吸収タオルとかで頑張って拭いてお風呂場で換気を頑張るしか方法はないかも。
早く水分を取ってあげないと、カビたりしますからね。おいらのようなズボラキャンパーにとっては大変な作業になりますなぁ。
■雨の日の過ごし方
さて、雨キャンプはどのように過ごしたらいいのでしょう??何したらいいんでしょうね?雨でも普段通りのキャンプをする方が多いんでしょうかね。そもそも、キャンプなんて何をしたらいいかは、個人の裁量ですからね。
では、
①読書・・・ゆるキャン△のリンちゃんは、晴れてようが雨どころか雪が降ろうとも読書。流石、リンちゃん。ブレません。映画のリンちゃんもよかったです。ブレてなくて。そう、雨の日こそ読書。晴耕雨読とはよく言ったものです。読もうと思って積読していたあの1冊を持ち出しましょう!
②映画鑑賞・・・やっぱ、映画鑑賞なんじゃないかなぁ。でも、プロジェクターに出力して、大音量で見たらダメよ!タブレットにダウンロードしておくとパケット節約できて便利。早めに片付けして、テント内でのんびり映画を見るのがオトナの流儀ってヤツでしょうw
③ゲーム・・・ポータブルゲームも進化したよね。おじさんが子ども頃は、ゲームウォッチっていうのがあってね、任天堂から出てたんだけど。
その次はゲームボーイ!そして今やSwitchですよ。おじさんは持ってないけどね。「Switchすんなら、キャンプ来るなよw」って思ったりもするけどね。でも、子どもたちは家でも外でもゲームするでしょ?
④料理・・・凝った料理をするっていうのもいいんじゃないかしら?いつもはお肉焼いて食べるだけっていうのを、パエリア作ってみたり、じっくり煮込んだカレーを作ってみたり。とりあえず、すごい時間をかけると美味しくなる料理を選んでおくと、あっという間に時間が経って食べたら寝る時間になります。豚の角煮なんかもいいね!
もう、なんかキャンプですることじゃない気もしてきましたが、雨なんで仕方ないじゃない?って個人的には思っています。他にアイディアありましたら、コメント欄で教えてください!
■ご飯はどうするの?
ご飯ねぇ。前のチャプターで「凝った料理をするべし」的なことを力説しているので、頑張って料理を作って食べた方がいいんですけどね。雨だし、手を抜きたくもなるでしょ?洗いに行くのも雨だから面倒だし・・・
まぁ、最初から雨降ってたら、お惣菜と肉とビールっていうのもアリなんだけどね。一番困るのは、中途半端な予定外の雨さ。「炭でお肉焼いて喰うぞ〜!!」って意気込んでいたら雨・・・、とかいうのが最悪のパターン。
焚き火台とかグリルをタープの下に置いてもいいんだけど、もし爆ぜたりしたら、タープのどこかに飛び火の可能性が高くなります。翌日、撤収の時に確認するとやっぱり小さな穴が・・・っていうパターン。
まぁ、この場合、素直にガスで料理するのが正解だと思います。「タープは消耗品!」っていう方も中にはおられますが、お高いタープが溶けたら泣いちゃうでしょ?
あとね、雨が降りそうな時は、お刺身とかお寿司とかを買ってね、ズボラなキャンプがいいんじゃない??
■撤収直前に降られた!!
で、結局のところ、最後の最後に雨に降られました!!
「撤収しようかぁ〜」なんて言っているうちに。もう少し早かったらせっかくの雨キャンプを体験できないところでした!!
「結局、雨降りませんでした・・・」っていオチじゃなくてよかったです。
やっぱりタープ張っててよかったです。タープの防水性も感じられたし、何より色々なものが濡れません。最後の最後、タープを撤収するときはビチャビチャに濡れたんですけどね。
■まとめ
まぁ、正直なところ雨キャンプが楽しいのは、ちょっと降って止むっていう「通り雨」程度なんじゃないでしょうかね。
とある野外音楽フェスを紹介するテレビ番組で、大雨の中でこのフェスに参戦(なぜかフェスに行くことを参戦と表現する謎)してた人のテントが浸水して、泣く泣く帰るという様子を放送していたことを思い出します。
野外フェスに参戦する人でも、まぁキャンプ経験があるからそのフェスでテント泊をすると思うんですが、それでも豪雨撤収の憂き目に合うわけです。たぶん、土壌の排水が良くなくて至ることろに水溜りができてテント内に浸水したと推測します。
このような時は、床のないフロアレスシェルターにコットを置いて寝るっていうのがいいでしょうね。でも、起きたら水溜りになってても大丈夫なはず!
話がそれましたが、結論からいうと余程のことがない限り、雨キャンプはしない方が楽だよねって話になりました。雨キャンプするなら、車中泊かキャンピングカーでしましょうよ。
でも、「キャンプはいつも雨なんだよね・・・」っていう雨男&雨女の方々は、素直に車中泊がよろしいかとw
以上、ズボラキャンパーのなかちゃんがお送りしました!