みなさん!どうも!クルマやキャンプで音楽を楽しんでますか?最近、すっかりCDを買うこともなくなり、車では専らラジオかテレビを流していることが多いなかちゃんです。学生時代はカセットテープの純正コンポをCDコンポに交換したり、CDチェンジャーをつけたりした。カセットを知らない世代が多いでしょうね、今は。何と言っても今はスマホでサブスクですよ!なかちゃん、全然ついていけません。そんな音楽からちょっと遠ざかったおじさんたちがハイエースのスピーカーを交換したっていう記事です!
■今回つけるのはアルパインのスピーカー
ご存知のかもしれませんが、なかちゃんのハイエースにはアルパインのナビ「ビッグX」を装着しています。大画面です!そのため、今回、装着するのはアルパインのスピーカーを買っちゃいました!!
と言いたいところだったんですが、実はこのスピーカー、頂き物なんです。タイトル通り。お友達キャンパーさんご自宅の断捨離のちょっとお手伝いをしたところ、奥の方から出てきたスピーカーを頂いちゃいました!ありがとうございます!
■まず、内張をはがします!
さ、今回、DIYするんですが、というかスピーカー交換がDIYかちょっと微妙ですが、この手の作業に欠かせないのが、このブログでも最近よく登場してくれるYouTuber「Rider Ogawa」さんです。
本当にOgawaさんは器用で、キャンプからDIYまで知識もあるし何でもできちゃうので、ついつい色んなことをお願いしちゃうんですよね。
突然ですが、今回紹介するOgawa さんの動画は、「ワカサギ釣りにチャレンジ!」です。北海道の三笠市にある桂沢湖に大雪の日に行ったというドキュメンタリーバラエティ動画です。僕たちの住んでいる札幌はそんなに雪が降りませんが、40〜50kmしか離れていない空知地方ではびっくりするくらい大雪が降ったりします。そんな地域差を感じることができる作品です。
さて、話を戻して、ドアの各所に止まっているビスを外して、内張剥がしでガシが剥がしていきます。
流石に冬はプラの内張が硬くて結構厄介です。さらに手もしゃっこい(冷たいの方言)です。やっぱり冬は屋内で作業するか、春まで待ったほうがいいかもしれません。
■純正スピーカーを取り外します
内張も外れていざ、スピーカーにご対面です。やっぱり、量販店で販売しているものと違ってちょっとしょぼいです。
さあ、スピーカーを交換するのですが、ビス止めじゃありません。リベットと呼ばれるもので止められています。
「なんだよ、リベットって?」思いました?なかちゃんも思いました。
そういう時は調べましょう。
「金属製の円柱状で、片側にやや直径の大きい頭がついており、対象物の穴に通したあと反対側も同様の形状につぶすことで固定する。同様の目的に用いるボルト・ナットやネジと異なり容易には取り外しができず、半永久的な締結用途に用いられる」
とのことです。なるほどねぇ。
え?半永久的な締結用途?
取れないの?
そうなんです。これはリベットを壊さないと取れないのです。ここで、まぁ工具のない人はちょっとギブアップするかもしれません。キリとか小さいドリルとかで頑張れなくもないのでしょうが、多分大変です。
そこで今回はドリルで破壊します。と言ってもガリガリ調子に乗って回すと間違ってボディまで貫通させてしまうかもしれませんので注意が必要です。
Ogawaさんの変顔でちょっと集中できませんねw
■素直にインナーバッフルボードを購入します!
無事に純正スピーカーを取り外すことができました。その純正なんですが、びっくりするほど軽いのです。なんかフワフワっていうくらい。交換するアルパインのスピーカーと比較すると、その違いに驚きを隠せません。
これは期待できそうです!!
さて、取り付けるにはインナーバッフルボードが不可欠です。
Ogawaさんは純正スピーカーを再利用して取り付ける方法を考えてくれましたが、冬だし日が暮れるのも早いしということで素直に量販店にGO!しました。
量販店に到着!!インナーバッフルボードも無事に在庫があって、いざ購入!ってところなんですが、正直な感想を申し上げると「意外にお高い」・・・。想定の倍くらい。え、もうちょっと安いのないの?って思ったりして。
アルパインさんのバッフルは木製でカッコいいんですけど、どうせ内張で見えなくなります。プラスチック製と2種類用意して欲しかったなぁ。他社メーカーでも良かったなぁとか今更思ったりしてます。
■意外に工具が必要なので注意!
車用品量販店って、まぁ、売ってるものって特段変化しないけど、時々行くとついつい長居しちゃいませんか?結局、ウォッシャー液とかしか買わないで帰ってくるんだけど、なんかすごい楽しかったりします。
そう、工具の話なんですけど、結論から言うと六角レンチとソケットレンチが必要です。
ソケットレンチを中に入れてビスを固定。
バッフルを挟んで、六角レンチで閉めることになります。
中にソケットレンチを入れて、外から六角レンチで閉めていく方式です。
簡単そうですが、ちょっとだけ面倒です。
ソケットレンチはちょうどこの間頂いたのでものがあったし、六角レンチは仕事で使っていたのがあったから良かったけど、意外にみんな持ってないでしょ?だって、日常生活でほぼ使わないもの。
まぁ、そんなに高いものでもないので、年に一度くらいは「あったよ、良かった良かった。流石、俺」と喜ぶこともできるので、買っておくのもいいかもしれません。
■スピーカー、装着します!
取り付けたバッフルボードにスピーカーを装着します。やっぱり純正と比較して重いです。
楽しみで仕方ありません。
スピーカーはビス止めなので簡単!やっぱりかっこいいです!
■使った工具がこちら!
ソケットとレンチの他に上記のような工具を使いました!
内張剥がしに電動ドライバー、ドリル、ドライバー、ペンチなど。
やっぱり、工具は一通りあった方がいいですね!
■ちなみにリアは未交換
本来なら、ハイエースのリヤスピーカーも同じものに交換するべきでしょうが、今回は頂いたスピーカーが2個ということと、リアはどうせ荷物とベッドキットで埋まっていてあんまり機能してないから「交換しても意味ないかなぁ」ってことで未交換。
でもね、後部座席ってフロントからもリアからも遠いので、やっぱりちょっと聞きにくいっていうか、ちょっと迫力にかけるというか物足りないのは事実。
そこで、リアハッチに移設したり、ハイルーフのハイエースの場合だと天井の方に付けたりする人も。いずれの場合も技術力が必要です。
ま、そんなこんなでリアは今後の課題です!
■交換してみてどう?
純正の片方を取り外して、アルパインスピーカーを仮で装着してテストしてみたところ、最初は「お〜!!なんか迫力ある〜!!」なんて思ったんですけど、両方交換して、いざ聞いてみると「んっ?変わってる?」ってなもんで、音量を上げてみて、「なんとなく音量上げても音割れしてないような気がする?」くらい・・・。
特に最近、加齢とともに大音量で音楽を聴くこともないから、さらに大きな違いがわかりませんでした。
アルパインさん、ごめんなさい。
あと、初めてイコライザー的なものをいじると、当然のように音の雰囲気が変わって、「お!いい感じ!」とか思いましたが、これは純正でも音の雰囲気は変わるわけで・・・。
本当に申し訳ないんだけど、ズブの素人には音の違いって正直なところわかりません。何度か車用品量販店のカーオーディオコーナーでスピーカーの試聴してみたけど、高いスピーカーより、ちょっと高いくらいのスピーカーの方が「いい音」って感じたりしてました。
結局のところ、試聴では「好みの音が出るスピーカーは見つかるけど、音がいいかはわからなかった」ような気がします。
でも、純正と違って迫力ある音になったのは間違いないと思います!決してスピーカー交換を否定するものではありません。
このカーオディオ界隈は、キャンプ以上に沼が深そうですからね。気をつけましょう!アンプにウーファーにってなりますぞ!
■まとめ
さ、今回も Ogawaさんに全部お願いしちゃったハイエースのスピーカー交換してみた!ですが、いかがでしたでしょうか。
「もう量販店で交換したのと変わんねぇじゃねーか!」なんてお叱りを受けるかもしれませんね。
でも、ちょっと車をいじるのが好きとかDIY好きな方で、「スピーカー交換してみたかったんだよね!」という方がおられて、「意外に簡単そうだから、挑戦してみるか!」って思ってくれたら幸いです。
次回、ハイエースのどんなDIYなのか?お楽しみに!