車中泊用ベッドキットを購入して1年。控え目に言っても最高です!

車中泊用ベッドキットを購入して1年。控え目に言っても最高です!

みなさん!どうも!ハイエース用ベッドキットをポチッて1年。ハイエースがほぼ別荘と化してしまったなかちゃんです。最初は「キャンプの荷物をいっぱい積めるから」なんて思って、ハイエースを購入したんですけど、車中泊用のベッドキットがあることに気づいて買ってみたら、控え目に言って最高でした!この一年間、ベッドキットを使い倒してきたので、その快適さを紹介しましょう!

◾️プリウスでキャンプ&車中泊していた頃の話

キャンプを始めるきっかけになった2016年の北海道1周。この年は北海道に台風が3つ直撃した年で、道内のいたるところに大きな傷を残して温帯低気圧になりました。ちょうど1周する時も3つ目が北上している最中でした。お陰さまで台風に直撃という直撃は回避できましたが、途中一度だけ大雨に降られました。道路も場所によっては川のようになっていたところも。

そんな中、初心者が雨の中でテントを張るわけにもいかないので、バンガローを予約したり、車中泊をメインにして、晴れた日はテントで北海道一周を敢行したところです。

◾️ハイエースでも狭く感じるマジック?

数年、タイミングを温めていたハイエースの購入。そしてついに、平成最期の4月に納車されました。そして、令和初のGWに家族で旅行に行ってきたのです。当然、ハイエースでお泊まりです。と言っても、家族はホテルに泊まって、なかちゃんとかすみさん(お犬さま)はハイエースでお泊り。

家族の荷物はバッグくらいなものなのですが、一応かすみさんのキャリーとかキャンプグッズ各種を入れて、そしてマットを敷いたりして寝床を確保したら、意外にもハイエースの荷室がなんとな〜く一杯に。「え?ハイエースって狭くない?」なんて。

実際寝てみると、やっぱり荷物に挟まれて寝るのはちょっと圧迫感がありますし、荷台が雑然としているので、残念な気持ちになってきます。そして、当然かすみさんも動きたいのに荷物に阻まれてしまっています。

もちろん、上に積み重ねていけば大量の積載(最大積載量1000kgですから!)が可能なんですけど、平積みして寝床を確保したら、意外に狭いんじゃない?という話です。

◾️ベッドキットがあったほうがいい理由

ハイエースの荷室を見ると、「超広いじゃん!」って思うんですよ。寝てみて「寝れるじゃん!」って思うんですよ。でもね、先ほどから申しておりますように、いろいろ積むから、結局狭くなるんですよねぇ。積めるって思うから、積んじゃうのが人間の卑しいところです。

そこで、やっぱりベッドキットがあった方がいい理由を見てみましょう!

① タイヤハウスはやっぱり邪魔

ハイエースには、ジャストローっていうタイプの仕様があります。要は底上げしてタイヤハウスの出っ張りを隠してしまう仕様なのです。ま、トヨタがラインナップするくらいですから、みんなタイヤハウスは嫌いなんですよ。

② 寝室と荷物は分離したほうが片付くし、居心地が全然違う

プリウスの時も、ハイエースの時もやっぱり荷物と一緒に寝ると、寝ないのでは居心地が全然違いますね。部室とホテルくらいの違いがあるような気がします。

雑然とした荷物の中で寝るのと、ビシッとした寝室で寝るのでは、翌日の行動に大きな差が生まれます。ベッドキットがあれば、寝返りをしても荷物にぶつかることなく、朝まで快適です。車中泊からの出勤も楽勝でしょう!

③ ベッドキットはゆとりを生む

「あぁ、やっぱりベッドキットが売れてる理由はこれかぁ」って思いました。折角の休みだからと出かけて、目一杯遊んだら、そりゃ疲れます。家族の楽しいお出かけは、そりゃあもう楽しいでしょう。

そして、奥さんと子どもたちは爆睡。お父さんは泣きながら運転。全国のお父さん!お疲れ様です!

こうなったら、みんなでちょっと寝ればいいんです!それを可能にするのがベッドキットなのです!疲れたらすぐ寝れます。そのゆとりが家族に平和をもたらすのです。

◾️欠点がないわけじゃない

しかしながら、こんなにいい買い物ですが、やっぱり、欠点がないわけじゃありません。ちょっと気になった点を挙げてみましょう。

① 設置したら最後

これは、ハイエースだけかもしれません。他のミニバン用のベッドキットだと後部座席を倒して設営するので、日常使いをするには元に戻す必要があるからです。

でもハイエースの場合、元々が荷室なので設営したら最後、余程のことがない限り設置したまま。例えば、引越しを手伝うことになったとか、そんなことがない限り、ほぼ、キャンプ用具等々は積みっぱなし。

もしかしたら、なかちゃんみたくテントを張らなくなっちゃうとか、ちょっと昼寝をしに行って・・・どんどん自分の部屋みたくなってしまします。

② 高さ調節は一度決めたら最後

メーカーさんでは、ありがたいことに高さが調整できるようにしてくれています。積む荷物のサイズで調節できるようにしてくれています。でも、この高さ調節も積む荷物の高さで一度決めてしまうと、ほぼほぼ変えることはないでしょう。

したがって、高さは「あなたが持っているギアによって、一度だけ設定できますよ!」くらいの認識でいた方がいいかもしれません。

③ 後部座席側の天板が動く

これはですね、後部座席を前方に格納した時に起こる現象なのです。そうなると、後部座席でベッドを留めることができなるなるので、ベッドの天板が動いてしまうのです。この場合、百均で滑り止めシートを買ってきて巻き付けることで解決します。

④ 標準ルーフだと頭上が狭い

ハイエースの標準ルーフでベッドキットを組むと、やっぱりちょっと頭上が狭いので座って作業をしたりするのは、厳しいかなと。

標準ルーフの場合、荷室開口高は127cm。なかちゃんが購入したMGRカスタムズさんのベッドキットは、高さ46cm、49.5cm、53cm、56.5cm、60cmの5段階で調整が可能です。なかちゃんは後部座席を倒した場合にフルフラットになる49.5cmとしました。そうなると、単純に先引き77、5cmがベッドと天井の空間となります。

足を伸ばしてのんびり映画を見たり、ブログ書いたりするには充分な高さは確保していると思いますが、それ以外の作業はちょっと快適ではないでしょうね。

ミドルやハイルーフだと全然問題ないと思いますので、標準ルーフの人だけ頭の片隅にでも入れておいてもらいたいなと。

◾️ベッドキットを買ったら、カーサイドタープも買おう!

ベッドキットを買ったら、カーサイドタープも買いましょう!余裕のある方はサイドオーニングを設置しちゃうのもいいかもしれません。

これをつけたら、暑い夏は日差しを遮るし、ちょっとした雨でも濡れることはないでしょう。あとは、テーブルと椅子を置いたら、もうリビングは完成です。

タープを張って、テントを設営して、マット類をセットして、リビング作って・・・なんて作業から解放されます!これぞ、キャンプの働き方改革ではないでょうか!

なかちゃんイチオシのogawaカーサイドシェルターだったら、子どもと奥さんは車で、お父さんはシェルター内にコットを設置して寝るという技も使えます。

カーサイドタープを買うことで、キャンプや車中泊の可能性がグッと広がります!

◾️キャンピングカーを買ったらいいんじゃない?

「もうさ、キャンピングカー買ったらいいんじゃない?」って思いました?

そりゃ、そうでしょう。キャンピングカーって誰しも憧れる車ですから。フェラーリ・ベンツ・キャンピングカーが、世界3大憧れる車でしょうからね(なかちゃん調べ)。

でもね、ちょっと違うような気がしているんです。

キャンピングカーを否定しているんじゃなくて、色んな可能性を残しておくために、あえて車中泊仕様に留めておいているという感じです。もちろん、キャンピングカーが貰えるなら、喜んでいただきますよ。個人的にはハイエースのキャンピングカーが欲しいです。

◾️まとめ

以上、ハイエースを買ったらベッドキットは必ず買いましょうというお話でした

簡単に言ってしますと、そんな感じなのですが、ハイエースを買っても「キャンプ道具を満載にするのでベッドキットなんていらない」というキャンプマニアを当然いらっしゃるでしょうし、「中途半端なのでキャンピングカーを買うよ」という方もおられるでしょう。

しかしながら、経験してみないとわからないことはたくさんあります。みなさんも食わず嫌いだったけど意外にハマったなんて経験はあるはずですから。

『ベッドキットは楽しいアウトドアライフ選択肢として、素晴らしいアイテム』となかちゃんはなると思います。以上、ハイエースで寝るのが大好きななかちゃんがお届けいたしました。

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