みなさん!どうも!2月といえば極寒車中泊!なかちゃんです。北海道の2月といえばさっぽろゆき祭りをはじめ冬のイベントが盛りだくさん。ホテル代金は急騰!「まさに車中泊しか勝たん!」な状況です。さて先月、恵庭のRVパークで車中泊をしましたが、まぁちょっと寒かったです。電源サイトだったこと、とあるカスタムを施していたこと、そのため若干装備を軽めにしたのが仇になったかなと。さてさて、今回は車の断熱のお話です!
■ なぜ断熱について書こうと思ったのか
― 夏も冬も使ってみて感じた「正直な違和感」
ハイエースに乗るようになって8年目。まぁ、大体のよくあるカスタムは終了。ベッドキットはつけたし、後部座席のテーブルもつけたし。ポータブル電源(カスタムか?)も買ったし。
もうね、車中泊であんまり不便はないわけですよ。
でも、ハイエースの後部スピーカーが荷室の横に埋もれてて、音が聞こえないんですよね。通常、おいらは運転しているからいいんだけど、たまに後部座席で休憩していると「後ろのスピーカーの音、ちっさ!」ってなってたんですよね。スピーカーの記事は後日!
これは地味に不満でした。
で、車検終わりの荷室が空のタイミングで、「スピーカーの交換と断熱をやろう!」ということに!もちろん、おいら一人ではできないので、DIYが得意なオガワさんにお手伝いをお願いしました。
そういえば、最近、全然YouTube更新してないよね、オガワさん。ま、おいらもなんだけどね。2026年は頑張って動画UPしようね!オガワさんのチャンネルはこちら!
◾️車が暑くて寒い訳

「車って暑くて寒いよね?」
「え?そんなことないでしょ?」っていう方もいるかな?
車って鉄板一枚ですからね?家で言ったら、鉄板一枚の物置みたいなもんですよ?熱いし寒いでしょ?昔の家なんてペラペラの板を壁や屋根にしてたよね。そりゃ、寒いよ。
だからエアコンつけて、暖房つけているわけで。エンジン切ったら、すぐに温度あがっちゃうのは断熱されてないからなのです。
■ いまのハイエース断熱構成(ざっくり)
― アルミ断熱材/グラスウール/天井/床
さぁ、断熱の重要性を理解したところで、車の断熱をするにあたり、何をしたらいいかな?と。
基本、内張を剥がしてその空間に断熱材を入れるのが定番。車って密閉されているようで、想像以上にスカスカ。
そりゃ、暑いし寒いわな!
そこでまず、ボディの断熱です。鉄板を断熱します。鉄って伝導率が高いでしょ。すぐ熱くなるんですよね。
外気が高くなると、当然鉄板も熱くなって、内側に熱が伝わってします。窓ガラスからは容赦なく大陽光が降り注ぎます。そりゃ、暑くなりますよな。
そこでアルミ断熱シートでボディの熱を少しでも遮るようにします。貼ることで触っても「あっちぃ〜」とはならなくなりました。これで内張内の空気にも熱が伝わりにくくなったことでしょう。
さて、次は内張内の断熱です。内張っていってもただのプラスチックのカバーですね。鉄よりは冷たくないくらいなものです。なので、この空間にグラスウールの断熱材を詰めまくります。

グラスウールは家の断熱材なので、一定の効果は期待できそう。ただ、まぁこれも家の外壁が高性能で、断熱もしっかり入ってて高気密っていう要素があっての話。当然暖房がないと外気温と同じになります。
魔法瓶のお湯がいつまでも熱くないのと同じです。
別件の話になりますが、ハイエースや軽貨物車は内張がない車もあって車内に鉄板が剥き出し。この場合は、どうしてんのかなぁ?
■ 内張りの中に断熱材を入れた結果
― 家の断熱と同じ発想だけど、体感はどうだった?
ここまで読んでいただくと、「なんか期待しちゃうでしょ?」
「断熱効果でなんと◯度下がりました!」的な。

春に施工して、真夏を経験して、今、極寒の2月。
個人的に数字ってね、意味があるような、ないような気がしてます。詐欺師は数字を利用するとも言いますしね・・・
だって、マイナス10℃でも太陽が出ていて、風が吹いてなければ、そんなに寒くないけど、プラス2℃でも強風だったら死ぬほど寒いです。
湿度が高い30℃と、カラッとした40℃だったら、40℃の方が暑くないとか聞きますしね。
数字のマジックというか、要は体感って当てにならないものなのでは?
そうです。
■ 床断熱は最低限で十分だった
― 体感に一番効いた/効かなかったポイント
今回、うちのハイエースは床断熱は実施しなかったんですよ。床のカーペット的なものを剥がすのが面倒っていうものあったんだけど、ベッドキットを設置しているので直接床で寝ることがないためです。
YouTubeなどでキャンピングカーをDIYする人たちは床に断熱材入れて、フローリングの板張っていうのをやってますね。床は鉄板一枚でペラペラなんで、一定の効果は見込めると思うんですよね。
でも、ベッドキット常設派は基本、ベッドキットの下は荷物置き場。直接、寝ることはありません。空間があるのとベッドキットの上でしっかりとアルミシートやマットレスや断熱するので、問題はありません。
なので、気になる人は薄いアルミ断熱材を入れるくらいでいいと思います。部材と施工費を考えると、個人的にはコスパはイマイチかと。
そうそう。タイヤハウスは断熱シートを貼ってます。内張が一体になってるんでね。

■ 正直、断熱して「劇的に変わったか?」問題
最初に結論から。
・夏は炎天下に駐車しても暑さはマシになった(気がする)。
・冬もじわっと効いている感じ(がする)。
でも、これね、ハイエースの後部座席用のエアコンとヒーターが強力だから、暑くてもすぐに涼しくなるし、寒くてもすぐに暖かくなるから、っていう気がします。
よく言えば、「冷暖房の効きが良くなった気がする」ってとこでしょうかね!
だから「断熱したから暖かい!or涼しい!」ではない。
「天井の断熱で、雨音くらいは静かになるかな?」と期待しましたが、これも正直そこまでではないです。
雨音は多少はマイルドになった気はする。でも「デッドニングした!」というレベルではない。これもちょっと期待外れ。まぁ、デッドニングではないので当然だけど。
結局、断熱は
・空間を暖めるものではなく
・外気の影響を遅らせるもの
当然っていえば当然。断熱だからね。
断熱だけで快適になると期待すると、たぶんガッカリする。
でも、やらないよりはやった方が外からの寒気や熱気が和らぐし、室内温度も変化も緩やかにはなる。
ま、プラシーボ効果かもしれないけど・・・
■ 窓断熱は魔物だった|正解は分からない
正直、今回断熱してみて感じたのは、一番「効いた」と感じたのは窓の断熱でした。
ガラスからは、実際に風が入ってくるわけじゃないのに、「スーッと冷気が流れてくる」感じがあるでしょ?
あれ、絶対ガラス。
北海道の家だと基本、窓ガラスは二重サッシ。そしてガラス自体も複層ガラスにしていたり。これは窓ガラスから冷気が入ってくるのがわかっているから。やっぱり全然違うもの。
でも、車の窓ガラスを二重サッシには出来ないし、複層ガラスにもできない。
そこでみんな窓の断熱をやるのね。プライバシーの保護の意味もあるけど。
窓の断熱はやったら誰でも分かる。
正直言うと、有名メーカーの高いシェードがどれだけ安物より優れているのかは分からない。厚いか薄いか、くらい。窓に貼るシェードが2mmなのか、5mmなのかは正直誤差の範囲。
「断熱してる感」はあるし、見た目もピッタリで満足感は高い。
でも、体感温度で「おおっ!」となるほどの差があるか?と言われると、正直よく分からない。
自作で窓断熱を作る人も多いよね。ハイエースだと窓に発泡スチロールの断熱材をはめ込みしているしている人もいる。ホームセンターに「スタイロフォーム」の名前で売られています。結構厚いので、実際、シェードよりも効果はあると思う。いや、そう思いたい。
ただ、
・型取りが面倒
・隙間ができる
・脱着が地味にストレス
・結局使わなくなる
DIYが好きな人なら楽しい。でも、万人向けではないかなぁ〜。楽しそうだけど、作業場とか工具がネックかな。
結局のところ、
・DIYが好きな人 → 自作でOK
・検証が好きな人 →沼へどうぞ
・普通の人 → お金で解決したほうが楽
これが正直なところ。
車中泊は趣味だけど、断熱は工作じゃなくて「快適に寝るための手段」。
寝る前に「隙間気になるな…」って思うくらいなら、素直に既製品を買ったほうが幸せだと思う。既製品でも隙間はあったりするのもあったりするけど・・・。
◾️施工した断熱内容のまとめ
・ボディ全体にアルミ系断熱シート(厚さ5mm)
・内張の中にグラスウールを追加
・天井も同様に施工
・床はタイヤハウス以外、施工せず
■ まとめ
「断熱は魔法じゃない。でも、やってよかった」かなと。
断熱に異常な期待を寄せている人ってそんなにはいないと思うんですけどね。YouTubeやブログで影響を受けて、そこそこの予算と時間を使って施工して、その結果が思ったほど効果が見込めないって、結構ショックですよね。
YouTuberはそこそこの予算と時間をかけて動画を作っているので再生数が欲しいし、ブロガーはチマチマと稼がないとならないので、それぞれ「すごい、効果があるよ!」的な煽り方をすると思うんですよね。
でも、なかちゃんは違いますよw
本当のことを素直にお伝えします。
施工すると「温度変化が緩やかにはなる」。
でも、それは魔法ではない。
『断熱をして熱源を確保。シュラフや寝具でしっかりと身体を保温する』
断熱は土台。快適さは、装備と予算で決まる。
これで車中泊だけでなく、立ち往生時や災害時でも自分と家族を守れる装備になると思っています。






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