失敗しないレンズ選び!キャンプにカメラを持っていくなら、24ミリのレンズ1本でキマリ!?

失敗しないレンズ選び!キャンプにカメラを持っていくなら、24ミリのレンズ1本でキマリ!?

みなさん!どうも!カメラ系アウトドアブロガーのなかちゃんです。もう、色々と情報が渋滞してますが、キャンプを中心としたアウトドア情報を発信するということでご理解ください。さて、今回はキャンプに持っていくなら24ミリがいいんじゃない?っていう記事です!

◾️みんなはスマホで撮る時に、アレを意識している?

みなさんはスマホのカメラで撮影する時、「アレ」を意識してますか??

「どれだよ!!」って言う方もおられるでしょう!

正解は、「そう!画角です!」

一眼レフやミラーレス一眼で撮る時、たぶんみんな意識して撮影しますが、スマホだと意識することが少ないかもしれません。起動してすぐの画角で撮っちゃうから。

そしてその画角が「何ミリだろう??」って意識することは、一般的なスマホユーザーは意識することはないでしょう。

カメラをやってる人でも、スマホで撮る時にどのくらいの人が意識して撮ってるのでしょうか。明確な根拠はありませんが、ほぼ意識しないのではないでしょうか?

これはスマホのズームに期待していない部分や、撮影するものがスナップや旅先の風景、そして食べ物や友達が対象だからなのかも。

そもそも、「何ミリって何??」って方もおられるのかも・・・。

これは「焦点距離」ってやつです。

この焦点距離って、今更ながら調べてみたんですけど・・・。

簡単に言うと「光学系の主点から焦点までの距離である」とのこと。詳細が知りたい方は、申し訳ないのですがググってください。一応、Nikonさんのページを貼っときますけど。

24ミリなど小さい数字だと広角の画角・・・スナップや旅行、室内の撮影など

600ミリなどは超望遠の画角・・・プロスポーツやモータースポーツ、飛行機のほか動物撮影など

ま、雑学程度の覚えておいてくださいw

さて、日本人はiPhone率が高いので、iPhoneをメインに話をすると、カメラの標準画角として1倍のレンズがありますが、この画角が最新のiPhone15Proだと24ミリです。

ちなみになかちゃんが持っている11だと26ミリ(1200万画素)、7だと28ミリ(1200万画素)、5Sだと29ミリ(800万画素)でなぜか新しくなるほどに広角化している様子。ボディが薄くなったり、レンズが増えたりというところが要因なのかもしれませんね。

上記のように『パッと見た瞬間を撮影する』には広角レンズで撮るのがいいのでしょうね。ピントが外れることも少ないですしね。

iPhoneで写真を撮るとき「あ、これが24ミリの画角かぁ〜」と思い出してくれたら幸いです。

ちなみにiPhoneだと、写真を上にスライドさせるとこのように情報が出てきます。参考まで。

 

■ズームレンズでもいいけれど・・・

ここで本題です。「キャンプで一眼レフやミラーレス一眼で、素敵な写真を撮りたいです!」って話です。でも、カメラってスマホと違ってサッと出して、スッと撮れない。だから、少しでもコンパクトにしよう!ってのが今回の記事の主軸です。

そこで実際にキャンプに行くにあたり、レンズを選定するんだけども色々なシチュエーションを考えると、「ズームレンズ一本あればいいか」ってことになりそう。

ズームレンズって便利ですよね!動かなくていいんですから!

焦点距離が変えれから、便利だから売ってるんですよ。

「でもね・・・」って思うところもあって(便利でいいんだけどね)。それでは、その理由について解説します!

①キャンプでズームって使わなくね?

ズームレンズって便利ですよ。キットレンズと呼ばれるビギナー向けのカメラには、カメラと使用頻度の高い画角のズームレンズをセットにして販売していたりします。

Nikonのフルサイズのミラーレス一眼だと、Z5が入門機と言えるでしょう。

まぁ、そこそこいいお値段しますね。それはフルサイズだし、仕方ありません。レンズは24ー50ミリ。最初はこれで十分です。ちょっと暗いけど・・・

だって、キャンプってそんなに多くのものを撮ったりしませんよね?

食事だったり、家族だったり、キャンプギアだったり、夕日だったり。結構、近くで撮るものが多かったりします。混んでいたりすると尚更です。意外にズームが活躍するシチュエーションは、少ないでしょ?だって、いままでiPhoneの標準ですんでたでしょ?

②ズームレンズは意外に嵩張る・・・

ズームレンズってズームできるから、意外に大きいんですよ。長いっていう方がわかりやすいですかね。

なかちゃんはNikonFマウントのAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRっていう標準ズームを持っています。まぁ、お高いレンズではないんで小さめです。でも、単焦点レンズと比較すると大きいです。

さらに、ズームをするとレンズが伸びるタイプなので、さらに長くなります・・・

ちなみにお高いレンズはズームしても伸びないけど、その分最初から長いですw

ちなみに50ミリだとこんな感じ!ちょっとこじんまりしてます。

これだと、お散歩にも持っていける重量感です。

「単焦点レンズが一概に小さいとは言えなくない??」っていうツッコミが入りそうですよね。

よくご存知ですね・・・。あんまり、突かれたくなった点なのに・・・。

そうなんです。Nikonさんのミラーレス一眼用のZマウントレンズなんですが、単焦点でもクソでかいのがあったりするんですよね・・・

でも、そのクソでかいレンズ(褒めてる)なんですが、まぁクソ高いし(褒めてる)、クソ明るいし(褒めてる)、クッソ描写力高いし(当然褒めてる)から、キャンプなんかに持って行って万が一落としたりしたら死ぬほど後悔するので、たぶん持っていく人がいたりしたらアラブの石油王か、仕事で撮影するフォトグラファーくらいなものです。

ズームレンズよりデカくて重いっすからねw

「50ミリに普通のないの?」って思いました?ちゃんとありますよ!

思いました?たぶん、なかちゃんも同じことを思いました。

「意外にデカくね??」

そうなんですよ。50ミリって標準レンズって呼ばれていて、リーズナブルなのに比較的高性能で使いやすいっていうのが売りだったんですよ。所謂、「撒き餌レンズ」っていうやつです。

スノーピークでいうところの、アメニティドーム的なね。たまにはキャンプ的なことを入れておかないとね・・・。

なので、ここでは「比較的安価で小さめの単焦点レンズがオススメですよ!」というお話となります。

なぜなら、なかちゃんのカメラは全然新しくはないけど、Nikonの初代フルサイズフラッグシップ機であるD3をいうカメラ。まぁ、プロ用なんで基本壊れにくいし、基本デカイし重いんですよ。

なので、正直、キャンプで使うなら本体もレンズも小さめの方がいい。じゃないと億劫になって撮らなくなるから。でも、カメラオタクは重くてもデカくても好きなカメラで撮りたいんですよね。

矛盾。

なので、できるだけ小さめのレンズでパッと撮れる環境づくりが大切かなと。

③いいズームズームレンズはお高い・・・

そう、それでね、キャンプも沼なんですが、カメラ界隈には「レンズ沼」っていう恐ろしい沼が待ち構えています。キャンプとはちょっと桁が違いますからね・・・

簡単な例を出しますと、先ほどのAF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VRというレンズがあります。このレンズは24ミリだとF値が開放で3.5、望遠側の85ミリでは開放で4.5という値になります。

このF値っていうのは絞りのことで、この「絞り」を開く(数値を低くする)と、レンズから沢山の光が入ってくるのでシャッターが早く切れたり、背景をキレイにぼかしたりできるようになります。

「じゃあ、そのF値が低いの買えばいいじゃん!」って思うでしょ?

では、ご覧くださいませ。

お値段を見ました?びっくりするでしょ?さっきより焦点距離短いのにね。

この絞りを一定にして、如何に明るいレンズをつくるかということにメーカーさんは、日々血反吐の吐く思いをしながら頑張って研究し開発して発売しているんです。技術者の叡智が詰まっているのです!だから、高いのです!

でもね、そのおかげでスンバラシイ写真が撮れるんすよ!プロ御用達レンズっていうのがお分かりいただけるだろうか?

なので、お高くても発売に至るまでの経緯に敬意を評して、涙を飲んで買うのがカメラの民ってもんよ!

■そこで一眼に24ミリをつけたら?

そこで色々と検討の結果、単焦点の24ミリのレンズをつけたら「結構いいんじゃね?」って思ったわけです。Nikonさんはミラーレス一眼に本格的に移行した今、一眼レフ用のレンズはお手頃価格になりつつあります。

さらにかつてフィルム時代に販売されたレンズは、中古市場で一層お得に入手することができます。

こんな感じで、サクッと撮影できそうです!※ただし、軽いとは言わないです。

と、偉そうに語っておりますが、旧Twitter(現X)を眺めていたら、有名カメラ系YouTuberさんが「Nikonの昔の24ミリがお手頃でいいよ!」的なことをツイート(現ポスト)していたので、「なるほどねぇ・・・」って気づいたらポチっていたという話です。

いいすね、サイズ感。

それで、ちょっと撮ってみましたよ。いまや札幌市内でも人気のキャンプとなったアオヤマ園でイベントが開催されていたのでお邪魔してきました!

いいですねぇ。開放F2.8で撮ると奥の方がちょっとボケて、スマホと違いちょっとシャレオツな感じに見えます。(自画自賛)。24ミリの最短焦点距離は、30cmとかなり寄って撮ることができるのがポイントです!

ちなみに50ミリのf1.8だと開放で撮ったものがこちら。背景は結構ボケていい感じです。広角レンズあるあるの歪みも少なく、使いやすいレンズです。

最短焦点距離は45cmとちょっと遠くなります。なので、シャレオツなご飯などを撮るテーブルフォトでは、椅子から立たないと全体が入らなかったりして、ちょっと工夫が必要な場合が出てきます。

■やばい事実に気づいてしまった・・・

なかちゃん、気づいてしまった・・・

NikonさんのHP見てたら、現行のFマウントレンズ(一眼レフ用レンズ)の24ミリを見ていたら、「f2.8がない!!1.8しかないじゃないか!!」って。※f1.4はお高いので無視します。

開放が1.8って、いいことなんですよ。「明るいは正義」です。「可愛いは正義」の次ぐらいに正義です。

でも、ちょっとデカい・・・

これだと、「お気軽に撮影できるよ!」っていう根拠が揺らいでしまいます・・・

困った・・・

でも、なかちゃんと同じフィルム時代のAi AF Nikkor 24mm f/2.8 ならリーズナブルに買えますけれども・・・

■ミレーレス一眼用のZレンズはどうよ??

じゃ、Zレンズで探そう!!

流石!Zレンズ!ありました!

いいサイズ感です!そしてお値段もお財布に優しい!!

え?なかちゃん!28ミリじゃね?24ミリじゃなくね??

バレた?バレました?だってさ、24ミリさ、アレなんすよ。見ます?

そう、ちょっと大きいし、お値段もね、素敵なんですよ。Sラインっていう高機能&高価格レンズの規格だし・・・。

もう、24ミリじゃなくてよくね?28ミリでいいでしょ?もう、誤差の範囲だって・・・。

小さくて、絞りもF2.8で普通に明るいし、上で紹介したZ5のキットレンズは24-50mm f/4-6.3ですよ。50ミリ側にしたら6.3ですよ。

そう考えたら、焦点距離より絞りが優先でしょ?さっきも明るいは正義って言ったでしょ?

もう、28ミリのF2.8で決定です!さらにレトロ系でかっこいい方をセレクトしてるし!!ちなみに普通の28ミリはこちら。

■「うちの家族をキレイに撮りたい!」って?

「なかちゃん!キレイな彼女や可愛い娘とキャンプに行ったら、その思い出を美しく残したいなぁ〜」

わかります。折角のキャンプだからね!スマホにはポートレートモードがあって、キレイな背景ボケの写真にしてくれますね。機械的に作ってるんで若干、嘘くさくなることもありますが・・・

ポートレート!もちろん、これは一眼の得意分野です。

こんな感じかな?なかちゃん、いい写真がなくて写真ACさんからお借りしました!ちょっと後ろの2名はボッケボケですけどね。

でもね、広角レンズって背景がボケにくいんですよ。開放にして対象者に近づいて、背景を少し遠くにしたらボケるんですけど、広角レンズの特性でお顔がちょっと長く写ったりします。あんまりポートレートには向いていないです。

これはね、正直なところカメラマニア界隈で炎上する案件でして。

「広角でも撮れるよ!!」っていう人もいたり、「いや、ポートレートは中望遠だよ!」っていう人もいたりで・・・

ま、比較しなきゃわかんないっちゃわかんないんしね。あと、好みっていうものあるし。

そこで、わかりやすく。最近、よく見ているプロカメラマンでYouTuberの矢沢さんのチャンネルを紹介しよう!実際に見てもらうとわかりやすいです。

見ていただけたかな?見なくても、サムネで言いたいことの雰囲気は伝わったと思うんだけども。面長な女子を撮るときはきをつけた方がいいと思うよ。

ここでの解決策は、色々あるんだけれども、この記事では「レンズは小さくて軽くて明るい単焦点レンズを推奨したい」ということ。そこで

①広角単焦点レンズで頑張る

②小さめのズームレンズにする

③万能な50ミリに変える

以上の策が考えられるんだけど、個人的には①でいいと思うんですよ。そんなに背景をぼかしたポートレートを撮らなくてもいいんじゃないかと。キャンプに来ているんだから、ボケボケの背景よりちゃんとテントとか写ってる方がいいだろうし。

でも、どうしてもシャレオツな背景ボケの写真が撮りたい人は、③の50ミリにしよう!ちょっと離れて撮れば、50ミリでも食事とかは撮れるし。なかちゃんは、結構50ミリ愛用してる。

あとね、②は絶対ダメ。絶対、暗いズームレンズだから。レンズは明るい方が絶対的にいいぞ!どうせ、「焚き火とかランタンで映えるテントを撮りたい!!」とか言い出すんだから。明るいは正義だから!

■まとめ

まぁ、当初の提案は微妙?になってしまったんですが、キャンプに広角レンズがあっているよ!っていうのは間違いはないと思っています。

あくまでメインはキャンプで、撮影は二の次ですからね。なので、少しでもカメラの負担が減るように考えた結果、レンズは広角の単焦点という結論に至った訳です。

でも結局、「スマホで充分だ」「高性能コンデジにしてみたわ」「やっぱ、一眼だよね」っていう様々な結論に至るのは自由だと思うんです。キャンプに正解がないように、撮影方法にも正解はないと思いますしね。

最後に実は、なかちゃんも写真ACというストックフォトサービスで、クリエーターをしています。北海道内の風景素材写真やグルメ、そしてキャンプ用素材をUPしています。興味のある方は、よかったら見てください。

本当に最後にNikon党以外の皆さんは、「Canonの方がAF速いから!」とか「ミラーレス一眼って言ったらSONYだろ!」っておっしゃると思います。ただ、ここではNikonを例に挙げているだけですので、ご理解のほどよろしく。

以上、なかチャンネルの中の人、なかちゃんでした!

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