ハイエース5型を買って1年!乗った正直な感想をレポします!

ハイエース5型を買って1年!乗った正直な感想をレポします!

みなさん!どうも!ハイエース6型が出ましたね!うちのハイエースさんはこの4月で納車丸1年を迎え、通勤で使わないのに月に1,000km以上を走っているなかちゃんです。何かあったら、いや何もなくてもハイエースに座りに行きます。仕事の後にちょっと昼寝をしにいったりします。キャンプに行ったり、車中泊したり、道の駅を巡ったりとこの一年間、大活躍してくれました。そこで一年間乗ってみた感想をレポします

◾️今更だけど愛車紹介

なかちゃんのハイエースは、特別仕様車スーパーGL(標準)ダークプライムⅡの平成31年車になります。色はホワイト。正確に言うと、ホワイトパールクリスタルシャイン!真珠がクリスタルのように輝く白なんですよ。そのまんまですね。

そのダークプライムって何がいいって、色々ついてるのにお得ですっていう点です。そして所謂商用車って感じじゃなく、ミニバンぽいので家族でもデートでも使える車になります。

でもね、まぁ、普通に「あれもつけて、これもつけて」って言った後の見積もりがとんでもない金額で、尻尾巻いて泣きながら帰りそうになりましたけど。頑張りましたし、札幌トヨペットさんには頑張ってもらいましたよ。ありがとうございます!ご存知とは思いますが、いまはどこのトヨタさんでもハイエース買えます。トヨペットやネッツだけじゃなく、トヨタ店もカローラ店も。さらにいうと、レジアスエース(ネッツ店)はなくなりました・・・

道内でハイエースが欲しい方は、紹介しますよw

トヨタの回し者です。

◾️今更だけど、つけたオプション紹介

オプションっていうオプションは、そんなにないんですよ。ダークプライムⅡで装着されちゃってるから。

でも、そんな中でもつけたのが

・カーナビ

・ドラレコ

・リヤスポイラー

・リヤアシストグリップ

・カットフィルム

・パワースライドドア

位のはず。

今度、付けたオプション、付けたかったオプションみたいな記事を書いてみるんで、お楽しみに!

【良かったところ】

さぁ、それでは早速よかったところについて、見ていきましょう!

◾️やっぱり荷室が広い

ま、ハイエースなので当然なのですが、荷室が広い!歴代の愛車達と比べると半端ない広さです。今はベッドキット入ってますけど、下はキャンプ道具でいっぱいです。

愛車達を振り返ると、直近からプリウス・カルディナ・ハイラックスサーフとどんどん荷室が狭くなっている傾向にあります。プリウスなんか、キャンプ道具を入れたら、こんな感じです。ソロなのに。

学生時代(ハイラックスサーフ)はみんなでスキー・ボードや釣り、そしてドライブに行ったりしていましたが、就職して買ったカルディナはほとんど仕事の車。アウトドアというと親しい友人と年に数回スキーに行く程度に。そして、プリウスではアウトドアらしいことは全くなくなってしまいました。

そんな中、ちょっとしたこときっかけにキャンプに行ったら、ハマってしまい、現在に至るわけです。

現在、ベッドキットを入れてしまったので、荷室はほぼほぼベッドと化していて(上の写真の通り)、荷物を入れる場所はベッドの下だけとなってはいますが、現状のアウトドアライフを考えると充分すぎる大きさです。

◾️意外にシートがいい

これ、意外かもしれませんが、シートがいいんです。商用車ってチープなイメージありませんか?内装はペラペラで、オーディオは当然ラジオのみ、シートはビニールみたいな。まぁ、あながち間違ってはいないと思う部分もあるのですが、でも考えてみてください。

商用車って、配達や営業で長い時間を過ごすんです。ハイエース なんか数十万キロを走るんです。流石にシートはちゃんと作るでしょ?すぐにへたったり、買ってすぐから腰が痛くなるようだと商用車として役に立ちません。

なので、シートが意外にいいのです(個人的見解)。もしかしたら、スーパーGLだからかもしれませんが。ただ、個人的にはプリウスよりも腰が痛くありません。長時間運転しても腰痛の頻度や疲労度が全然違うのです。

個人的な見解ですが、セダン系のクルマのシートは、車高の関係から背もたれは倒し気味、そして足は前に投げ出してアクセルとブレーキを操作するイメージです。それが腰や背中に負担をかけるのではないか?と分析してします。ほら、タクシーの運転手さんの背もたれは直角になっているでしょ?

若い頃はどんなシートでも、どんな格好で運転しても大丈夫ですが、30代になれば筋肉が衰え始めて、長時間座っているとお尻が痛くなったり腰痛になったりします。40代にもなれば、お尻から腰痛から背中まで痛くなり、最後には肩こりそしてハンドルを握る腕ですら重く感じるようになります。そこで、低反発座布団をしてみたり腰痛対策をするのですが、抜本的な解決には至りません。

ハイエースの場合、車高が高くさらにエンジンの上に座席があるので、会社や食卓の椅子に座るようなスタイルになります。そのためか、腰や背中が痛くなることが減りました。流石に長時間運転しているとお尻が痛くなるので、座布団は必須ですが。

◾️見晴らしがいい

まぁ、単純に見晴らしがいいと気分がいいですね。そして安全運転ができます。

なかちゃんのハイエースは標準ですが、標準だろうとミドルルーフだろうとハイルーフだろうと基本的に運転席の高さはだいたい同じ(座高の差はあっても誤差程度)。リフトアップやローダウンもしていなければの話。

ハイエース標準ルーフで1980mmだから、身長180cmくらいの見え方じゃないかな。一般的な乗用車、例えば前に乗っていたプリウスだと1490mmなので身長130cmくらいでしょうかね。

その差、50cm!これくらいの差があると数台前の車も見えます。そのおかげで交差点での右折がとてもしやすいのです。自分がセダンで前にSUVが止まっていたりすると、前の車が右折するまで『対向車の様子がわからない』ことが多いのではないでしょうか。ハイエースだとそんなこともありません。対向車が見えるので、気持ちに余裕が生まれて、安全運転になるのです。

◾️意外に運転しやすい

よく「大きいから運転大変そう」っていう人がいますが、すぐに慣れます。たぶん、大変なのはバックだと思います。これは同感です。後ろがスゲ~長く感じるから。しかしながら、バックモニターがあれば楽勝です。

「もう~、こんな便利なものがあるんだったら、誰か教えてよ!」的な話です。そうなると、四角いのでバックの見切りもいいし、バックが大変だからっていう逃げは通用しません。

あとは、「車体が大きいから~」って言いますが、これはハイエーるあるあるで、四角いから大きく感じるだけです。(※ワイドのスパロンについては、ここでは論じません。特殊なので)。左折なんか、普通の車より突っ込んで一気にハンドル切って、ミラーで巻き込み確認したら曲がれます。

さあ、実際の車体の大きさを見ていきましょう。

□ハイエース(標準)

・全長 4,695mm

・全幅 1,695mm

・全高 1,980mm

□ヴォクシー(4WD)

・全長 4,710mm

・全幅 1,735mm

・全高 1,870mm

あら、びっくりですよ!奥さん!

ヴォクシーの方が、全長で15mm、全幅で40mm大きいんです!全高はハイエースの方が高いですが、運転には関係ありません。

あと、最小回転半径とか、小難しいのは色々ありますが、ハイエースは思ったより大きくないので慣れたら大丈夫って話です。

◾️内装はグレードによる・・・

ぶっちゃけ、これはねグレードによるんですよねぇ。スーパーGLだったら、まぁミニバンぽいのでいいんですけど、DXとかになると正直、普通の商用車です。自分で色々とカスタムしたり、キャンピングカーや車中泊仕様車のベースとして購入するにはいいと思うんですけど。でも、色々としょぼいです。

なので、普通に乗るんであれば、素直にスーパーGLをご検討ください。色々とカスタムしたいっていう方は、スーパーGLの中古を探すのもありだと思います。DXだと本物の業者さんがマジで仕事に使っているので、結構本気で走行距離も内装もガッタガッタが予想されます。それでも、それなりの値段します。ハイエースあるあるです。

その中でもスーパーGLだと、仕事とプライベート共用で使う人と完全なるプライベートで使う人の割合が増えてくるのではないでしょうか。

なので、新車をカスタムするのは気が引ける人は、『スーパーGLの中古』を検討するものありだと思います。

◾️ディーゼルは意外に静か!そして走る!

今回一番意外だった点は、ディーゼルエンジンが意外に静かということ。学生時代の古いハイラックスサーフやRVブームの時の親父のサーフもやっぱりディーゼル特有の煩さがありました。もう20年以上前の話になっちゃいますけど。

最近も会社のハイエースやキャラバンに乗ることがあったけど、やっぱりそれなりに煩かったです。なので、5型のハイエースは凄くいいんです。

話は戻って、そしてやっぱり昔のディーゼルは走らなかった。なかちゃんが乗ってたハイラックスサーフは本当に初期のサーフで、さらにターボもないグレード。パワーないのに重いから全然走らないの。峠とかは、どんどんシフトダウンしていかないとダメ。なので3速とかでエンジンをぶん回して走るから、さらに煩い。

親父のサーフは2400のターボで新車だったから、そこそこ走った。でも、スタートで1速はすぐに吹け切っちゃうし、2速、3速にすぐにギアチェンジしないとならない。それが結構、ストレス。もしかすると、ATだったら気にならなかったのかもしれないけど。たぶん、3000ccのサーフだと随分楽になったのではないかなぁ。

そして今回のハイエース。試乗した時にちょっと驚いた。車に乗ってエンジンをかけるとびっくりするくらい静か。でも、外に降りるとディーゼルの音がする。昔のディーゼルよりは静かだけど、ディーゼルはやっぱりディーゼル。でも、乗ると静か。もう感動したよ。

ハイエースのエンジンは、ご存知の通り運転席の下にあります。例えばアルファード等のようなミニバンはエンジンが前にあるから、『ディーゼルでも静か』というのも納得いきますが、エンジンがお尻の下にあるのに静かなんておかしいだろと。

でもねぇ、想像以上にいいんですねぇ。だって散々うるさくて遅いディーゼル乗ってて、それが嫌でガソリンのツーリングワゴン買って、そしてハイブリッド買ったなかちゃんが静かだっていうんだから、静かなんですよ。

そりゃ、高速の合流部分とかでベタ踏みしたら、まあまあうるさいですよ。でもね、日常生活の中で使う分には全く問題ない。「ディーゼル嫌だからワイドのスーパーGL(2700ガソリン・4WD)買うわ」っていう人以外、リセールを考えても絶対ディーゼルの方がいいです。

トルクフルで走るし、軽油も安いし、バンだから毎年車検だけど税金安いし、何しろディーゼルエンジンはちゃんと整備してれば何十万キロでも走るから!

◾️グッズが豊富

現行ハイエース200系は、1型が2004年(平成16年)8月にデビュー。そして2020年4月に6型がデビューしています。16年間マイナーチェンジを繰り返して成熟を重ねている車なのです。(最近買ったくせに、何年も乗っているように記事にしているのは言ったらダメ)

要はマイナーチェンジを繰り返しているだけなので、多くの部品が流用できるのです。1型のハイエースにLEDヘッドランプを付けたり、DXにスーパーGL用リアシートを付けたり。色々なカスタムが可能なのです。乗り換えの場合もベッドキットを移植したり、カスタムしたものをほぼそのまま載せ替えることができるのが魅力です。

もちろん、故障した場合も豊富な中古部品があるので修理の際もリーズナブルに直せるんです(故障したことは当然ない)。

◾️悪かったところ

正直なところ、あんまり「これはひどい」っていうところはありません。それでも、あえてこれは微妙だなぁっていうところを紹介していきますね。

◾️乗り心地がもう一つ・・・

まぁ、当たり前なんですけど乗り心地は硬めです。キレイな道路だと当然なんだけどすごい快適ですが、ツギハギの道路だとガタゴトします。ショックをキレイに吸収して、ふわぁーっとした快適な乗り心地っていうわけにはいきません。1000kgの荷物を運べるように設計された車なので、これはもう仕方ありません。

「こんなもん」って感じか、逆に「この程度か」くらいの気持ちで乗りましょう。

◾️汚れが目立つ?洗車が大変

やっぱりね、洗車が大変。なかちゃんは車好きなんですけど、洗車はそんなに好きじゃない。学生時代はよく友達と洗車に行ったりしてたけど。プリウスに乗り始めた頃、お気に入りの洗車機に出会ってから、洗車機派です。

洗車は手洗いだと当然大変なんですが、なかちゃんが言いたいのは「デカイから汚れが目立ちやすい」っていう感じです。特に側面!

雨の翌日なんかは、側面がかなり汚れます。特に春先の雪解けシーズンなんか最悪です。雪解け水が側面で凍ってイボイボになって気持ち悪いし、溶けたあともツートンカラーになるし。車の汚れが気になる人は、ストレスを感じるかもしれませんね。見ます?イボイボ。マジでやばいです。

 

 

あと、鉄粉除去が大変特に白は茶色の細かいシミみたいな鉄粉が目立つ目立つ。アレ、大嫌いです。

黒は黒で細かい擦り傷が気になるのが嫌。これまでの経験だとシルバーと赤が汚れと傷が目立たなかったな。というのもあって、一時期赤のハイエースっていうのもちょっと考えたんだけど、消防車か郵便局になるから素直に却下した。

マッドガードを装着すると、泥はねが減るようなので冬までにはなんとかしたいと思います。

◾️ハイブリッドがない!

世界初のハイブリッド車であるプリウス(30系)に乗っていたなかちゃんは、思いました。「ディーゼルにもハイブリッドがあったらいいのに」。トラックとかの商用車にはあるんですよ。ハイエースも商用車だからあったらいいのにねって。

調べました。

要約すると

・クリーンディーゼルの機構が複雑でコストがかかる

・さらにハイブリットシステムはコストがかかる

・以上のことから、コスト高で無理

ってことらしい。要は「高くなるけど、買う人いるかい?」って話です。世界的高級自動車メーカー・メルセデスさんには、ディーゼルハイブリッドがあるので。

まぁ、そうよね。ハイエースのディーゼル高いから買えないって人いるもんね。超個人的な見解なんだけど、ハイエースに2,000ccのガソリンで2駆なんて買う奴いるの?なんて思いましたもん。

◾️広いけど・・・

これは何て説明したらいいんだろう・・・。広いんですけど、狭いんです。正確にいうと狭くなるんです。

人間っていう生き物は貧乏性なんですよ。なんでも積めると思ったら、積んじゃうんです。初めての一人暮らしの時、内見した部屋は大きかったけど、だんだん物が増えて狭くなった感じ。そして、引っ越しの時、「こんなに広かったんだぁ」って感じ。

これです。色々積みたいからハイエース買ったんだけど、積みすぎて狭くなる。

これは、人類の永遠の悩みなのかもしれません。

ただ、ハイエースは荷物を積んだ方が安定するし、乗り心地もいいですよ。積んでなんぼの乗り物ですからね。

◾️まとめ

長くなってしまいましたね。端的に書こうと思えば書けそうですけどね。なんかね、無駄な話が出てきてしまってね。申し訳ないです。

まぁ、車ってそう簡単に買い替えられないでしょ。車検毎に買い替えたりする人とかいたりするじゃない。お金持ちなんでしょうかね。それはいいや。庶民は頑張って働いて、お金貯めて車買うんですよ。だから、失敗したくないわけです。

でも、好きで買うし、乗っていると愛着湧いて好きになるから、口コミとか正直関係ない部分もあると思います。歴代乗ってきた車たちも大好きですもん。

なので、これからハイエースを買おうかなって思っている人は、キャンパー仲間の人に見せてもらいましょう。そうしたら次は多分、標準にしようかワイドにしようか、バンにしようかワゴンにしようか、DXにしようかスーパーGLにしようかでまた悩みますから。

とりあえず、色々調べて、試乗して、「いいな!」って思ったら買ってみましょう!なんて言ったって、ハイエースはリセールがいいから!「失敗した・・・」って思ったら、売ればいいんです!何社か見積もり取ったら、結構いい金額になるはず!

さあ、みんなでハイエースオーナーになりましょう。

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