みなさん!どうも!令和元年6月もちょっと肌寒い北海道に生息しているなかちゃんです。北海道では10月末でクローズになるキャンプ場が多く、11月末までオープンしている白老のポロトの森キャンプ場はちょっと珍しいのです。もちろん、通年で営業しているレアなキャンプ場もありますが。さて、今回は平成最後にお邪魔したキャンプ場をプレイバックします!
◼️道のりは意外に険しい?
国道36号線から白老駅を目指して白老市街に入り、ポロト湖を目指します。しばらくすると、コープさっぽろがあるので食料などの買い物はここですませましょう!
室蘭方面からだと伊達市の道の駅、札幌方面からだとルスツ・洞爺の道の駅で新鮮な野菜を販売しているので、休憩を兼ねて調達してもいいでしょう。
ポロト湖畔を奥へ奥へと進んでいくと、徐々に道路は林道に変化していきます。そりゃそうです、住所は国有林内ですからね。ほぼ1車線なので、対向車と仲良く道を譲り合って進みます。
やっと駐車場の看板が見えますが、まずはビジターセンターで受付しましょう。ビジターセンターにそのまま車で進もうとすると、看板が見えてきます。
「車両進入禁止」。「え?マジ?歩くの?サイトまで車は進入可能って本で見たのに」って思いましたが、とりあえず進みました。センター前には駐車スペースがあり、受付を無事に済ませます。管理人さんからも教えてもらいましたが、情報通りサイトまで車の乗り入れは可能です。
しかし、一難去って?また一難。クマさんが出たようです。「キャンプはしたいけど命は惜しい」とか色々考えました。よく見ると、ちょっと前のことだったようです。よかった。バンガローを横目にサイトを目指します。
◼️全体は八の字っぽい感じ
バンガローもいいなぁ、なんて思いながら車を進めていくと、道はほぼ1車線なので大きい車同士は注意しましょう。
バンガローのエリアを抜けると、キャンプサイトが現れます。ここからは一方通行です。
上のGoogleマップを見てもらうとわかりやすいのですが、窪地のような丸いサイトを周回すると、今度は野球場のような扇形のサイトが現れます。炊事場、四阿、トイレがある便利なサイトです。
◼️設備はカンペキ
上記写真の左側の大きな建物がトイレ。そして右側には四阿が3棟あります。ちょっと個性的な佇まいです。左上にタープがあり、その上に微かに見える屋根が炊事場となっています。ちなみになかちゃんは、写真だと左上方のアメニティドームをです。
また、炊事場近くには木製テーブルが何個かあるためか、人気のスペースになっていたようで先客で埋まっていました。
トイレはもちろん水洗で、暖房が効いていて、テントよりずっと快適でした。
サイト内は柔らかな芝生で、場所によってはなだらかな斜面となっています。できるだけ、平面を探して設営しましょう。
車は設営・撤収時には、乗り入れ可能ですが、周回道路が思いのほか狭いのが残念なところ。繁忙期などは駐車位置や順番などで苦労しそうですが、豊かな自然を守るためには我慢すべきなのでしょう。
■概要
【白老ふるさと2000年ポロトの森キャンプ場】
・住所/白老郡白老町字白老国有林内
・問合せ/白老観光協会 0144-82-2216
ビジターセンター 0144-85-2005
・開設期間/4月1日から11月30日
・料金/テント 大人400円 子ども300円
バンガロー(5~6人用)5000円 ※5棟あり
7、8月以外燃料代360円
・レンタル/手ぶらセットなど各種あり
■まとめ
胆振管内の白老町は、支笏湖の南側に位置する小さな町です。雪の多い石狩・後志からすぐにもかかわらず、胆振管内は雪が少ないのが特徴。そのため、11月までオープンしている数少ないキャンプ場です。また、お隣の苫小牧市にあるオートリゾート苫小牧アルテンは、通年営業しています。