みなさん!どうも!先日、初スキーに行ったら足が痛くて、びっくりしたなかちゃんです!北海道はすっかり冬なので、アウトドアブログ的には、ウィンタースポーツにシフトしつつあります。でも、この大雪の中でもキャンプをしてたりする諸先輩方もおられ、なんとか冬デビューをしたいと常々思っているところです。さて、そんな冬キャンプでもスキーでも、暖かく快適に過ごせるようにmont-bellジオラインのシャツを買ってみました!
◼️レイヤリングについて学ぼう!
まず、レイヤリングって何?
mont-bellさんによると、「快適性を保つ1つのシステムとして機能させる仕組み」とのことです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんね。
簡単にいうと「効果的な重ね着」ということになるでしょう。
◼️各レイヤーの役割について知ろう!
レイヤーは、主に3つの分類できます。アウターレイヤー、ミドルレイヤー、ベースレイヤーです。普段の生活をしていれば、知らず知らずのうちにレイヤリングシステムを取り入れているので、難しく考えることはないでしょう。
それでは、各レイヤーについてみていきましょう。
=モンベルのHPより引用=
・アウターレイヤー/風雨や雪から体を守る
(例)ダウン、レインウエア、ウィンドブレーカー 等
・ミドルレイヤー/保温性を保ちながらウエア内をドライに保つ
(例)フリース、シャツ、パーカー等
・ベースレイヤー/汗を素早く吸収拡散して汗冷えを防ぐ
(例)Tシャツや長袖シャツのアンダーウエア
このように分類してみると、なんてことはありませんね。
◼️老化のせいか寒がりになってきたので、ベースレイヤーを新調したい!
昔、学生の頃や若い頃はTシャツにジャージ、そしてウエアというシンプルなレイヤリングでウィンタースポーツを楽しんでいたんですけど、さすがにおじさんになってくると寒さへの耐性も弱くなってくるのか、ちゃんと防寒を意識したシャツを着るようになります。もちろん、ももひき(タイツともいう)もちゃんと着用しています。
◼️じゃあ、ヒートテックでいいんじゃない?
みんな大好きユニクロ!なかちゃんもたくさんのユニクロ製品を愛用しています。冬はヒートテックにダウンを愛用している人も多いでしょう。
出勤の時や外出する時は、ユニクロさんのヒートテックでいいんですよ。もうこれで十分暖かいし、これでアウトドアできるんじゃないかと思うんです。キャンプとか釣りとか動きの少ないアウトドアならいいんです。
でも、登山やスキーなどかなり発汗するアウトドアには、向いていないのです。なぜかというと、ヒートテックはレーヨンが多く使われているためです。レーヨンは吸水性が高いため、汗を大量にかくと「吸水率が飽和」してしまうという欠点があります。そのため、結果として乾かなくなり、外気温の影響で汗冷えとなって体温低下につながってしまうのです。
流石にスキー場で滑っているうちは、問題ないと思います。でも、新雪を滑ろうと本来スキー場ではないところを滑って、怪我をしてビバークするとか、登山で迷子になってビバークすることがあると、もしかすると低体温症で最悪の場合、死亡してしまうこともあるそうです。
◼️スーパーメリノウールとジオラインはどっちがいいの?
それで、今回はベースレイヤーを新調しようとモンベルさんに行って来ました。mont-bellさん、大好きなんですよね。高機能なのに有名舶来品と比べてリーズナブル。function is beautyは伊達じゃありませんからね。
さて、ここで問題が発生しました。冬のベースレイヤーには、スーパーメリノウールとジオラインの二大勢力があるのです。どっちがいいのでしょう?
まず、それぞれの特徴について、見ていきましょう。
●スーパーメリノウール
キャッチフレーズは、「着た瞬間から暖かく、しかも暖かさが持続する」。機能面のキーワードを見ると、「発熱」「保温」「防臭」となっています。
このスーパーメリノウールは、汗などの水蒸気を吸収すると熱を発生するのですが、レーヨンやアクリレート系の発熱素材と比べて高い発熱量を誇るそうです。これが「発熱」ですね。
そして、発熱すると繊維表面のうろこ状組織が熱を包み込んで、暖かさを維持するのです、そして、これが「保温」です。
そして、最後に湿気は吸収するが水は弾く特性のため、汚れにくく防臭効果に優れているとのことで、これが「防臭」。汗は弾くので防臭になるという感じでしょうかね?
●ジオライン
キャッチフレーズは、「あらゆる場面に応える究極のアンダーウエア」。機能面のキーワードを見ると、「保温」「速乾」「制菌・防臭」となっています。
メリノウールが「発熱」であるのに対して、ジオラインは「保温」です。ここが大きな違いとなっています。
ジオラインは、マイクロファイバーで繊維間に暖かい空気を閉じ込めることで、高い「保温性」を実現。繊維に練りこまれているセラミックが身体から出る熱を再利用して、遠赤外線を放出することで身体を芯から温めてくれます。このほかにも、ボックス構造とストレッチスパン糸の2つの機能で、さらなる保温性向上に努めています。
ジオラインの繊維は、汗を素早く吸収すると、広範囲に拡散させ、そして素早く蒸発させる機能を持っています。これが「速乾性」。そして、繊維の表面は親水加工を施して、優れた吸収力を実現する一方で、芯の部分は保水しない性質を備えているので、身体の冷えを防いでくれるのです。
そして、繊維に練り込まれた銀イオンが臭いの原因菌を減少させるので、これが「制菌・防臭」となります。
◼️まとめ
なるほど、なるほど!
同じような「暖かさ」を売りにしている商品でも、それぞれの機能というか特性があるわけですね。当たり前なんですけどね。
まとめるとー
●スーパーメリノウール
・天然の吸湿発熱素材を採用して「発熱」
・繊維自体が熱を包み込んで「保温」
・水は弾くので汚れにくいため「防臭」
●ジオライン
・繊維が暖かい空気を保持するほか、遠赤外線効果で「保温」
・マイクロファイバーで驚異の「速乾性」
・銀イオンで「制菌・防臭」
結果的には、それぞれの商品のキーワードが特性を改めて示してくれましたね。
それでも、「ちょっとわかりにくいなぁ」って言う人のために
もっと、簡単に比べると(個人的見解です!あしからず)
・汗かきは、ジオライン
・それほどでもない人は、スーパーメリノウール
・肌触りがいいのが好きな人は、スーパーメリノウール
・そんなに気にしない人は、ジオライン
・超寒がりはスーパーメリノウール
・寒がりはジオライン
・キャンプはスーパーメリノウール
・スキーはジオライン
◼️まとめのまとめ
大体、特性が掴めたところでしょうか?
それで、今回選択したのは、ジオラインの厚手でございます!
まず、大きなポイントとして、速乾性が挙げられます。スキーは意外に汗をかきます。そして、リフトに乗っている時に汗で冷えてしまうのです。
保温性能についても、もっとも暖かい「厚手」を購入することに加え、レイヤリングを工夫することで対応できそうです。
今回はルスツリゾートは、氷点下二桁になるかもしれないので、ジオライン+フリース+ダウンベスト+ジャケットで臨みます!
また、それぞれ「薄手」「中厚手」「厚手」の3つのバリエーションがあります。季節やシチュエーションで最適なアンダーウエアを選択する必要に迫られても、十分なラインナップとなっていますね。
スーパーメリノウールの薄手Tシャツは、一年を通して使えるので便利です!
さあ、みなさんも寒い冬を高機能なアンダーウエアで乗り切りましょう!